丹波犬連れ一泊旅
10月25日は17回目の結婚記念日、ということで、1日遅れだが金土とそらみを連れて丹波の無鹿リゾートへ1泊旅に行ってきた。
2018年10月26日(金)
正午過ぎに家を出て、舞鶴若狭道に乗り春日まで、まずは最近オープンしたというドッグカフェ、ワンカフェ丹波へ行ってみた。
金曜というのに結構な人出だ。
人間は週替わりのランチを頂き、犬は併設の専用ドッグランで遊ばせてもらう。
小型犬が多いのでなかなか一緒には走れないが、この日は柴のきなこちゃんや、まだ6ヶ月という怖いもの知らずのコーギーパピー、リリアンちゃんと触れ合うことができた。
店のオーナーさんは元々ブリーダーをされているということで、生まれて間がないシェルティーとコーギーのかわいらしい赤ちゃんを見せていただいた。
15時半頃、無鹿リゾートに到着。
丹波市内の柏原から春日に移転し、先月リニューアルオープンしたばかり。
宿泊もできるようになったということで早速伺った次第で、非常に楽しみだ。
ちなみに犬と一緒に泊まる客は我々が初めてとのこと。
部屋に荷物を置き、看板犬のキリ、ポタと少し遊んでから、そらみを連れて近隣を散歩。
普段歩いているうちの近くの山とはまた違い、スケールの大きな本物の日本の里山だ。
1時間ほど歩いてから部屋に戻り、そらみに晩飯を喰わせて、しばし寛ぐ。
古民家の蔵を改装したという部屋は独特の空気感があり、また調度も趣きがあって大変居心地がいい。
そらみも楽しんでいる様子で、環境が変わっても食欲バッチリだ。
19時から隣接するレストランスペースでお楽しみの夕食。
なんと貸切の個室にそらみも連れていってよく、さらにはそらみ用に鹿肉のスペシャルディナーまでご用意いただくという配慮を賜った。
先程晩飯は済ませたが、追加のこの鹿肉ディナーもペロリと平らげた。
満足して人間の食事中はクレートの中でおとなしく寝てくれていた。
無鹿の料理は移転後、扱う食材の幅がグンと広がって、以前も一流だったが、明らかにさらなる進化を遂げていた。
地の野菜はもちろんのこと、この季節ならではの各種キノコ、そしてスッポンやナマズといった川の幸などがことごとく獲れたてで供され、非常に贅沢な味わい。
今年は台風の被害などで収穫量が激減しているという黒枝豆も、上物にありつけた。
メインは鹿の肩ロースやタンを始め、山の恵みを炭火で炙りながら頂くものだったが、さすが鹿肉の中で一番美味いと言われる部位、レア気味で食べるのがまた最高だ。
炊き込みごはんは丹波の栗とコウダケという稀少で滋味深いキノコで、横の味噌汁の具はなんとこちらも今日入ったばかりという新鮮なアナグマ。
これは他では喰えんな...。
久々に胃薬要るんちゃうかというぐらい、はち切れそうになるまで堪能した。
少し胃を落ち着けてから、風呂に入ってあとは寝るだけ。
移転前の無鹿でも食事の後に座敷に寝転がって、「あ~このままここで寝れたらいいのにな~...」とよく思っていたが、その夢が現実に叶ったではないか。
2018年10月27日(土)
5時に一旦起きてトイレには行ったが、二度寝して目が覚めたらもう7時。
久しぶりに寝坊した。
朝食を8時にお願いしていたので、そらみの本格的な散歩はその後にするとして、まずは軽いトイレ散歩へ。
夜中はウンともスンとも言わず、ずっとクレートの中で静かに寝たり寛いだりしてくれていたので、さすがに外に出したらすぐに大量のおしっこ。
ただやはり環境が変わった影響か、大の方はしてくれず、一旦宿へ戻り、テラス席で人間の朝食を頂く。
夜のうちに雨が降っていたが、朝になるとすっかり上がり、いい天気だ。
外で食べる朝飯が気持ちいい。
メインは立派なアマゴだった。
食後、しばらく外でそらみと遊んでいたら、ようやくデッカいウンチをしてくれて一安心。
それから、1時間ほど一緒に歩く。
11時、お世話になった無鹿リゾートを後にするが、その前に店の目の前で柿もぎ体験をさせていただいた。
我々は普通にスーパーでお金出して買ってるけど、それがそこかしこに成ってるもんな~。
お土産も頂き、ありがとうございました!
また近々。
篠山のドッグカフェ、ちわわんに立ち寄る。
ここは今年3月、そらみを迎える1週間ほど前に一度お邪魔したことがあるのだが、その時にお会いしたドーベルマンのイブちゃんファミリーがたまたまおられて、ついにそらみをお披露目することができた。
イブちゃんの飼い主さんも店の奥さんも、7か月前に訪れたきりの我々や、やがて来るそらみのことなどをよく覚えてくれていた。
気候も良くランで思いっきり走ることができて、そらみも私たちもとても楽しかった。
15時、西宮の自宅に帰着。
それから私は体のメンテナンスのため、BRM療法とピラティスのセッションを受けにスタジオに行ってきたが、帰ってきてからもそらみはぐっすり眠っていた。
さすがに疲れたのだろう。
♪ Little Wing - The Corrs