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2016年10月30日(日)

週末の簡単な記録

昨日は後輩夫妻が遊びに来て、久しぶりにテラスでバーベキューランチをした。
風は強かったがなかなかの陽気に恵まれ、ハンモック体験も含めて楽しい昼下がりであった。

今日は朝のうちに北山ダムの畔を17km弱、ジョグ。
脚は重く惨憺たるペースではあったが、秋の冷たい空気と底抜けに青い空とが相まって、とても気持ちが良かった。

午後から妻のボディーワーク仲間のCさんが来訪され、私もセッションを受けたりした後に、苦楽園口のいしばしで夕食。
料理は美味く、Cさんとの話も面白く、これまた有意義なひと時となった。

すっぽんと冬瓜煮でほっこり

どうもありがとうございました。


♪ Dan Takes Five - The Georgia Satellites


2016年10月28日(金)

バランス

今夜のスイムレッスンメニューは、クロールとバタフライのドリル&スイム中心でほぼ1500mと、比較的上半身に負担が掛かる内容だったが、右腕ばかりが疲れてしまうという以前からの悪癖が最近は鳴りを潜め、マシになってきたように思う。
これもひとえに、パーソナルトレーナーのYちゃんにここ数回のセッションで、右の肩や背中周りを重点的にメンテしてもらっているおかげに他ならない。
体は全部つながっているから、ここだけ、あそこだけ見てもダメで、もちろん完全にクリアでピュアな状態に全身を整えることは至難だけれども、でき得る限りそれに近づけるように多角的にバランス取りを図っていくという工程はとても重要で、意味がある。
おそらくは食生活なんかも同様で、流行りものや極端な食事法に走るのではなくて、各人の心身に合ったエッセンス群をバランスよく摂っていくというのが理想なのではないだろうか。
月並みでなんとも面白くない話だけど。


♪ It ('s A Monster) - Extreme


2016年10月26日(水)

山陰ジオパークへ

昨日から会社に泊まり込み5時起床、地震とは関係なくたまたまだが、仕事で鳥取へと向かった。
鳥取砂丘や砂の美術館というベタな観光地に行ってみたら、平日といえど絶好の行楽日和なのに、思ったほどの人出じゃない。
聞いてみるとやはり、先日の地震の報を受け、被害の有無や規模の大小、施設の営業状況如何に拘わらず、観光に関しては相当数のキャンセルが出ているそうだ。
実害なく、通常通りに客を出迎える態勢を整えている人たちにとって、それは辛い。
明後日には急遽、鳥取県の知事が来阪し、JR大阪駅等で風評被害を払拭すべく活動をされるという。

砂丘の風紋の上にキツネのものらしき足跡が

午後からは日本海沿いに東へ移動して久々に城崎温泉へ。
今回はバタバタしていたので当地の知己の方たちにもお声掛けできないままの訪問だったが(偶然、駅前で某若旦那に見つけていただいたが)、秋雨もまた風情がある城崎温泉街を束の間、味わいながらの業務となった。

大谿川に架かる橋の上から


♪ Stay - Oingo Boingo


2016年10月23日(日)

今年で丸15年

朝は新しいシューズを履いて小1時間の山ラン、昼はピラティスセッションを受けた後、水槽のメンテナンスとトップライトの日除けすだれ撤去という労働を行った。
そして晩はクネルにて、少し早めだが週末のうちに15回目の結婚記念日をささやかに祝うディナーを頂いた。

トリッパとペンネと茄子のグラタン トリッパが柔らかくて最高に美味かった仔羊のネックフィレと鴨ロース ハーフポーションで盛り合わせてくれた

今夜も美味しい料理と細やかな心遣いを堪能し、幸せなひと時であった。


♪ Mr. Greed - John Fogerty


2016年10月19日(水)

運動で時差ボケ解消

泊まり勤務で昨夜は完徹、夕方に2~3時間ほど仮眠してから夜のスイムレッスンに行ったわけだが、無駄な力が入らないためか、却っていつもより調子が良かったりして。
時差ボケ解消には適度に体を動かすのが一番、こういう時は運動する習慣に縛られておくに限る。


♪ Jackie - The World Of Oz


2016年10月17日(月)

LONE PEAK 3.0

山に行く時に履いているテクニカのインフェルノ スプリントがだいぶボロくなってきたので、トレイル用に新しくアルトラ ローンピーク3.0を入手した。

LONE PEAK 3.0

それなりにソールの厚さはあるが、さすがゼロドロップ&フットシェイプ・トゥーボックス、足指で大地を掴む感覚がしっかりとある。
これで山岳を10km、20kmと踏んだ時に私の足裏が耐えられるか、試されるぞ?


♪ That's How Strong My Love Is - Otis Redding


2016年10月15日(土)

恐竜博2016

昨日は仕事関係の愉快な会食があり、2次会まで堪能して帰宅したら翌2時。
先々週の夜と同じく、今や懐かしい類の宴席だった。

今日は「恐竜博2016」に行ってきた。
規模的には小ぢんまりとしており、展示も思ったより実物が少なめだったけれど、各テーマを設定した並べ方や映像で情報を伝える手法などは充分に興味深く、飽きずに通して楽しむことができた。
目玉のスピノサウルスは存在感があったし、カスモサウルスの赤ちゃん化石も目を惹いたし、それにパラサウロロフスの鳴き声再現が面白かった。

スピノサウルスカスモサウルスの幼体パラサウロロフスの頭骨

また、ちょうど「ザ・パーフェクト」を買ったばかりのタイミングだったが、むかわ町のハドロサウルスの展示もあったのね。
あと欲を言えば、図録には書いてあるのだが、クリンダドロメウスに羽毛があったことがなぜ分かったのか、そのあたりの詳細説明をちゃんと現場にも示しておいてほしかったかな。

クリンダドロメウス

観賞後、高めのテンションを保ったまま隣接のカフェで、恐竜プレートやターキーレッグなんかを食べたが、やっぱり止めといたらよかった、と後でちょっとだけ思ったりした。

恐竜プレートとターキーレッグ


♪ Get Up And Jump - Red Hot Chili Peppers


2016年10月10日(月)

秋晴れの山行

秋晴れの祝日、トレイルランニングというか、そこまで追い込まないスピードハイクぐらいのイメージで、ちょっと長めの山行に出掛けた。
北山ダムから鷲林寺、観音山、ゴロゴロ岳、苦楽園、北山緑化植物園と辿り、そこから北山ダムに一度戻って、神呪寺から甲山に登頂、甲山自然観察池の方に下って帰ってきた。
補給含めて3時間強で距離は約12.4km、累積標高は700mちょい。

ジョロウグモ越しの眺望甲山頂にも人がたくさん

3連休の最終日、抜群の行楽日和だったこともあって、普段は閑散としているマイナーなトレイルや甲山頂も人がたくさんいた。
そして観音山のてっぺんでは思わぬ友人にバッタリ出くわしたり。
さらにゴロゴロ岳周辺では、若いアオダイショウの個体に遭遇したり、滅多に見ないサイズの巨大キノコが生えていたりと、ささやかな楽しみもあった。

まだ若いと思われるアオダイショウあまりにも巨大な白いキノコ

走り出すと半袖Tシャツ、ショートパンツでもすぐに汗だくになるが、特に朝晩の風は冷たくなってきた。
まさしく秋だ。


♪ Big House - Riverdogs


2016年10月 9日(日)

60cm水槽撤去

8月にポリプテルス デルヘジが死んで以来、空のまま回していた120cm水槽に、これまで60cm水槽に入れていた3尾のクラウンローチとオレンジフィンレオパードトリムプレコを移送した。
それに伴い60cm水槽を撤去し、これで120cm水槽と35cm水槽の2つだけになった。
最大4つの水槽をキープしていた時は、毎回の換水と掃除に2時間以上掛かっていたが、これで定例作業の手間もだいぶ省かれるだろう。

60cm水槽撤去作業中120cm水槽と35cm水槽の2つになった

水槽とアングル台を片付けたことで、人間が使えるリヴィングルームのスペースも拡大したが、もちろん魚たちの居住スペースも大幅に広がり、早速クラウンローチたちは仲良く連れだって水槽中を探検遊泳しているようだ。


♪ I Found My Smile Again - D'Angelo


2016年10月 7日(金)

今シーズンはフルなしか、と思っていたのに

今週は本当に久しぶりに、月スイム・火ラン・水スイム・木ラン・金スイムというローテーションをこなすことができた(あれ、バイクは?)。
先月はアキレス腱の痛みの影響で走る代わりにプールに行く回数が増え、計12kmほど泳ぐことができたが、ランは僅かに65km。
大阪と神戸は落選したが、実は来年2月19日開催の京都マラソン(抽選倍率 4.3倍)と翌週26日の東京マラソン(同 12.2倍)に当たるという離れ業をやってしまい、嬉しくも悩ましい状況に陥っている。
先に東京の方の結果が出ていたので、正直、京都は今年出たし当たらんでもよかったのに...、というのが本音に近いが、せっかく当選したのだから、2週連続フルは私にとってはタフだけど、今のところは両方走るつもり。
それまでにちゃんと、壊れないように労わりつつも、仕上げなければいけない。
その前に、来月にはハーフも走ることだし、まずはそれに間に合わせないと。


♪ Never - Boyz II Men


2016年10月 2日(日)

黒部見学

9月30日(金)~10月1日(土)と、関西電力主催の黒部ダム&黒部川第4発電所等の見学会に参加してきた。
過去に参加された先達や関係者は皆、口を揃えて「あれは見ておくといい」と言ったが、果たしてその通りの、大変貴重な経験となった。


2016年9月30日(金)

13:03 新大阪発ののぞみ、名古屋からワイドビューしなの、松本からバスと乗り継ぎ、宿泊予定のくろよんロイヤルホテルに到着したのが17:20。
2016年になってもこれだけアクセスが悪いという事実が、往時の秘境ぶりを物語っている。
移動の車中では黒部ダム建設を扱った「プロジェクトX」も見せていただき、気分は高まる。

一風呂浴びてさっぱりしてから、総勢19名が宴会場に集って夕食。
手の込んだ懐石に舌鼓を打ちながら、シャンパンやワイン、美味い地酒などを私は舐めるほどだが、頂いた。
さらに2次会、3次会と、古き佳き時代を思い起こさせるおもてなしは続き、日付が変わって少し経った頃に楽しい宴はお開きとなった。


2016年10月1日(土)

7時に起床し、朝風呂へ。
温泉に浸かると目が覚める。
朝食を済ませ、8:20、バスでホテルを出発。
天気は生憎の雨だ。
途中、道端に座り込んでいるニホンザルの姿があった。

関電トンネル

扇沢からトロリーバスに乗り換え、関電トンネルを通ってまずは黒部ダムへ。
到着した時は残念ながら濃い霧がかかっていたが、一般の方は入れない堰堤中腹のキャットウォークに案内していただく頃には、少し晴れてきた。
それにしても間近で見る放水はド迫力だ。
カラビナがまさに命綱、下に落っこちれば命はない。
カメラやスマートフォンも絶対に落としてはいけないので緊張したが、これはテンションが上がるイヴェントだった。

ド迫力の放水

ここからも一般の見学コースとは違い、バスでトンネルを走って作廊まで行き、そこからインクラインという、登山鉄道のように斜めに上下するゴンドラ様の乗り物で黒四発電所に移動した。
トンネル内の気温計を見ると6℃を示しており、鼻水は止まらないし、小水も近くなるではないか。
最初の関電トンネルもそうだが、「黒部の太陽」を読んでいると、おおこれが、あそこが、といちいちイメージが湧いて興味深い。

インクラインで34度の勾配を下りてきた

巨大な空間にポツリポツリと4つの発電機が鎮座している

黒四でも色々と案内いただいたが、発電機本体が意外に小さくてちょっと驚いた。
発電所内で豪華な弁当の昼食を頂き、ここからは上部専用鉄道、バッテリーカーに乗り、あの「高熱隧道」を行く。
おっさん9人が乗ったらギュウギュウの客車で、係の方の説明を聞きながら欅平の竪坑を目指す。
まずは中島みゆきが紅白で「地上の星」を歌った現場を通り過ぎ、しばらく行くと高熱隧道がやってくる。
ドアを開けると硫黄の匂いが強く、岩肌に手を伸ばすと熱さを感じる。
当時の160℃ということはもはやないそうだが、それでも40℃ほど。
水路等、これと平行したトンネルも複数あることを考えると本当にドエラい工事だ。

高熱隧道では熱気でレンズも曇る

欅平では、なんと高低差200mの竪坑エレヴェーターで地上へ出る。
もちろん箱等の設備は適宜交換されているが、最初にこのエレヴェーターが作られたのはもう80年近くも前だという。
巨大なダムも然り、文字通り山をブチ抜き、よくもこれだけの施設群を建設したものだ...。

欅平からは、トロッコ列車で有名な黒部峡谷鉄道で宇奈月へ。
といっても我々が乗せられたのは一般観光客とは別、主に労働従事者が使う便だったが。
峡谷の眺めは絶景だった。

黒部峡谷鉄道から見る黒部川 ここからまた空が曇ってきた

宇奈月からは北陸新幹線のはくたかで金沢まで出て、そこからサンダーバードで帰阪。
やっぱり黒部は遠かった。
そして、私は高校の時の修学旅行で立山黒部アルペンルートに行っているはずなんだが、そこらへんの記憶はすでにまったくなかった。

黒部ダムの威容

小説や映画にもなるようなドラマティックな物語が色々と生まれた黒部の舞台をこの目で見させていただき、当時の関係者の思いやいかばかりかと僭越ながら共感するとともに、それを成し遂げた事実そのものに感動した。
まさしく偉業と形容するにふさわしい。
しかしそれとは別に、戦後の高度経済成長を支えるために不足していた電力事情を賄うため、という大義名分はその当時は疑いなく成立していたはずだが、これからはそういった価値観に従って生きるのが是か非か、という議論は改めて必要であろう、とも感じた。
一通りの工業化を終えた今、かけがえのない自然の形を変えてまで大エネルギー社会を持続すべきなのか、そうではない社会の構築を進めるべきなのか。
私個人としては、一人一人の意識の変革こそが何より必要だと思う。

このたびはホスト側の関西電力社員の方々に何から何までお世話になり、代えがたい経験をたくさんさせていただいた。
誠にありがとうございました。


♪ Starface - White Zombie