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2016年5月29日(日)

身体のこと

先日、トレーナーのKちゃんにクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)を施してもらう機会があった。
心身を施術のままに委ねると、体の各部が本来あるべき場所にすっと収まっていく感覚に包まれる。
歪みを感じたら、緩めるために定期的に受けたくなるようなセッションだ。
いろいろなメソッドがあるものだなあ。

そして今日はYちゃんのピラティスセッションの日。
もう下肢部と股関節のバランスはだいぶ整ってきたようで、今回は主に右肩部とその周辺が抱える課題にアプローチする動きをやってもらった。
ピラティスだけではなく広くボディワークに関する知識と経験を持つYちゃんの引き出しから、今日はボーンリズムのメソッドもおそらく駆使したと思われ、今後の継続と改善が非常に楽しみに感じられるセッションとなった。

最近、外傷のみならず耳なんかにも変調を来たし、病院通いが続いている鬱屈とした日々だが、上げていかねば。


♪ Leper - Ministry


2016年5月28日(土)

食害

うちのジューンベリーをついばみに来た、順にヒヨドリ、メジロ、カワラヒワ。

ヒヨドリメジロカワラヒワ

私は生き物全般をどちらかというと偏愛している方だが、日々の収穫を楽しみにしている身からすると、少なからず「おい! こら!」という気持ちになる。
単に庭木に成っている実を食べられるだけで、理を超えて憤りを覚えるのだから、生業で農業をしている人が獣の食害をどれほど憎むものか、僅かながら身を以て想像を及ぼすことができた...。


♪ One Of Them Is Me - Andrew Gold


2016年5月22日(日)

大野山ヒルクライム、からの...

今日は自転車野郎のY先輩と2人でバイクライドへ。
自走で伊丹の軍行橋まで171号をひた走り、そこでYさんと合流してから、猪名川沿いを北上する。
途中から県道12号に乗り換えて猪名川町をさらに北へと向かい、道の駅 いながわで小休止。
つきたてのおもちが売られていてあまりにも美味そうだったので、5個入りだったが買ってしまった。
先輩に無理やり2個あげた。

今日の目的はYさんチョイスの大野山ヒルクライム。
坂は苦手なんですが...。
杉生の交差点を左に折れて、いざ登頂開始。
斜度もさることながら、特に後半は車1台ギリギリの道幅で、砂や枝などもたくさん散らばっているからそれに気を遣う。
チンタラ上って約40分、何とかYさんの2分遅れぐらいでゴールできたようだ。
Yさんとも意見は一致したが、体感としては六甲山上った時よりもしんどかった。
ここまでの自走の距離が長いという影響もあるかもしれんが...。
頂上にある猪名川天文台横でしばし休憩。

大野山登頂成功

帰途は、広根奥の谷という交差点でそのまま南下するYさんと別れ、私は県道324号、33号経由で生瀬に抜け、そこから有馬街道を上って県道82号で西宮市内へ帰るルートを採る。
このルート、平面の地図だけ見て選んだ道なんだが、標高差をまったく確認しておらず、それが結果として大きな不覚となった。
324も33もそして有馬街道も82も、挙げた道すべて、どんだけきつい上り下りやねん!
10%超えは当たり前で、時々20%近い区間もあった。
あんだけ坂苦手って言ってるのに...。
しかもiPhoneの電池がなくなり、ルートの確認すらできなくなった。
独り、初めて通る道、先の見えないヘアピンが続く果てしない上り、狭い山道で車が脇をビュンビュン走る、電話もネットも使えない...、考えられる悪条件がすべて整った感じ。
まさに地獄の行軍。
サングラスの内側を流れているのは汗か涙か?
仮にiPhoneが生きてたらタクシー呼んでたかもしれん。
とにかくこのルートを採用してしまった以上、これを通って帰るより他にない。
船坂のセブンイレブンまで辿り着いた時は、本当に安堵で胸を撫で下ろしたものだ。
そこからもきつい上りは残ってたけど...。
大野山ヒルクライムの後じゃなければもう少し余裕もあったかもしれないが、いやあしんどかった。

何とか気力でペダルを回し続け、予定より1時間ほど遅い17時過ぎに無事自宅に帰着した。
走行距離は約107km、累積標高はなんと1800m超。
六甲山2つ分やで...。
気分的には、Yさんと別れてからさらに大野山2回上ったぐらいのきつさだった。


♪ Born On The Bayou - Creedence Clearwater Revival


2016年5月15日(日)

ロングライドイヴェントに参加

早朝からロードバイクを車に積んで猪名川町へ。
今日は八尾彰一さん率いるチームブレイブ主催の自転車講習会&ロングライドに参加してきた。
40~50名ほどが集まっており、大盛況だった。
基礎的な講義とスラローム、一本橋などの実技講習の後、レヴェル別に4チームに分かれてライドへ出発。
私は下から2番目のチームに潜り込み、一庫ダム経由で南丹市の日吉ダム横にある道の駅 スプリングスひよしまで走る往復ルート。
途中、能勢町や亀岡市も通るが、緑に囲まれ、流れる川の水も美しい、本当にいいコースだ。
このあたりを走るサイクリストが多いのもうなずける。

スプリングスひよしからの眺め

復路はバテてしまい、最後尾から何とか追いかけてゴールに辿り着いた。
約93km、休憩を抜いた走行時間は4時間15分ほど。
普段、集団で走る経験がほとんどないので、とても勉強になったし楽しかった。
初夏のような陽気で、露出していた腕と脚がバッチリ真っ赤っ赤になってしまった。
ブレイブの皆さん並びにご一緒していただいた方々、ありがとうございました。


♪ The Trick Is To Keep Breathing - Garbage


2016年5月14日(土)

パワーメーター導入

GarminのVector 2Jを購入。

Vector 2J

随分高価な玩具を買ってしまった...。
貧脚なりに、いや貧脚だからこそ、客観的な数値管理に基づいたパワートレーニングが必要だ。
ということにしておこう。


♪ Riders On The Storm - The Doors


2016年5月12日(木)

巨匠死す

蜷川幸雄氏が亡くなった。
決して熱心な演劇ファンとは言えない私だが、この人の作品は昔から大好きで、「身毒丸」、「あわれ彼女は娼婦」、「オレステス」、「コリオレイナス」、「リア王」、「道元の冒険」、「ムサシ」...、色々と足を運んで観たものだ。
白石加代子氏、瑳川哲朗氏、吉田鋼太郎氏等、蜷川作品によってその魅力を思い知らされた俳優も多い。
また、映画監督として貴志祐介氏の傑作「青の炎」を、原作のクオリティーを損なわぬまま見事に映像化した手腕も個人的にはとても印象深い。
一度だけだが仕事でご一緒させていただいたこともあり、かけがえのない経験となった。
もうこの先、蜷川幸雄演出による新作を観ることはできないのか、と思うと、確実に一つの時代が終わったのだな、という寂寥を覚える。
R.I.P.


♪ The Movie - Aerosmith


2016年5月 8日(日)

「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」

NHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境」の第2集を視聴した。
テーマはガリンペイロ。
この手の特集で自然や動物でなく、人にスポットを当てるのはなかなか希少だし、その中でも原住民ではない集団、すなわち金脈を探し続けるならず者たちであるガリンペイロのコミュニティーに深く入り込み、40日以上も密着してその生活を生々しく描写した内容は濃密で実に素晴らしかった。
感銘を受けると同時に、こんな取材ようやるわ、恐ろしい...、と戦いてもいたわけだが、スタッフロールを見ると「ヤノマミ」の国分拓ディレクター。
なるほど。


♪ Ain't No Mountain High Enough - Diana Ross


2016年5月 7日(土)

義母来訪と結婚パーティー

3日、1泊の予定で義母が来訪し、夕飯は義母の誕生日祝を兼ねて妻と3人へ子孫へ。

稚鮎の塩焼き

前夜には妻とクネルで夕食を頂いていたのだが、洋と和、雰囲気も異なる近所の名店の料理を続けて味わう幸せに浸る。
さらにこの後、南芦屋浜の水春へ初めて行ってみた。
連休のド真ん中なので、23時前後といえど相当混んでいたが、湯の種類も多くて非常に楽しかった。

そして今日は友人の結婚パーティーへ。

おめでとう!

大きな事故を経験し、それを乗り越え、ここまで激動の半生を送ってきた彼女だが、こうしてハレの日を迎えられたのを本当に嬉しく感じ、とにかくめでたい、の一言。
秋には子供も生まれるということで、輪を掛けてめでたい。
新婦の妹が司会を務め、新郎新婦と距離の近い友人ばかりが集まったパーティーはとてもアットホームで、温かかった。


♪ Oh Pretty Woman - Gary Moore


2016年5月 1日(日)

六甲山初アタック

今日は先輩のKさん、後輩のTくんという2人の自転車野郎と一緒に、ロードバイクで自身初の六甲山アタックに挑戦。
逆瀬川ルートから上がってきた2人と甲寿橋で落ち合い、いざ山頂を目指す。
快晴、最高の日和だ。
サイクリストの姿も多い。
序盤は10%前後の勾配が長く続き、途中16%ほどに達する区間も。
時折6%とかに緩んだ上り勾配に差し掛かると、「あれ、平地か?」と錯覚してしまう恐ろしい状態に陥る。
芦有ドライブウェイ料金所で公式タイムアウトは取ったが、それ以外は足を着くことなく何とか一軒茶屋まで上りきった。
伊吹山ドライブウェイヒルクライムなどにも出場される猛者のKさんはもちろん私より先行しているが、上りが苦手なTくんは遅れた。
しかし、Tくんは南森町から甲寿橋まで20km自走、Kさんに至っては藤井寺から50km走ってきてからの六甲山。
私もTくんと同じところからスタートしていたらどうなっているか。

一軒茶屋にて

少々休憩してから、ハイカーとサイクリストでごった返す一軒茶屋を後にして下山。
この下山がメチャメチャ怖かった!
きついヘアピンがあるから飛ばせないし、そのヘアピンに差し掛かってブレーキを強めると後輪が暴れ出しそうになるし、両腕は疲れてくるし。
上りの苦痛よりも下りの恐怖の方が大きいな...。
何とか生きて下りることができ、Cerisier de l'angeのテラス席で気持ち良くランチを摂ってから、帰宅。
Kさん、Tくん、ありがとうございました&お疲れさまでした!
またお願いします~。


♪ Malibu Beach Nightmare - Hanoi Rocks