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2015年10月17日(土)

ワールドシリーズはメッツvsブルージェイズと予想!

今シーズン、個人的に注目していた2チームの対戦だったということもあって、ロサンジェルス・ドジャースvsニューヨーク・メッツのディヴィジョンシリーズは非常に面白く、見応えがあった。
クレイトン・カーショウとザック・グレインキーという、メジャーでもトップクラスのドジャースの超豪華2枚看板に、メッツが目下売り出し中の元気な若手、ジェイコブ・デグロームとノア・シンダーガードが挑む、という構図になった最初の2試合。
初戦はデグロームがカーショウを力で捻じ伏せて見事に投げ勝ち、続く第2戦もグレインキー危うし、と中盤までは見えたが、例のチェイス・アトリーのアグレッシヴなスライディングがドジャースの窮地を救う形となり、星は1勝1敗に。
メッツは若いチームだけに、スーパーエース相手に連勝目前だったところをひっくり返された、この逆転負けで勢いを削がれてしまい、ひょっとしたら一気に流れがドジャースに傾いてしまうか? と思ったが、そうはいかずここで踏ん張ったのが実に大きなポイントだった。
カーショウが中3日で先発したり、バートロ・コロンがリリーフで出てきたり、シンダーガードもセットアップを務めたりと、ファーストラウンドからお互い総力戦の緊迫感と熱気の中、決着は最終、第5戦までもつれ込んだが、接戦を制したのはメッツだった。
本当に鬼気迫らんばかりのメッツの投手リレーにはしびれた。
大砲がブッ放し合う空中戦よりも、好投手を擁するディフェンシヴなチーム同士の張り詰めた戦いの方がやっぱり好みだなあ。
昔の斎藤雅樹vs大野豊みたいなのは最高だった。
何の話や。


♪ Beat 'em Up - Blue Öyster Cult