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2014年11月26日(水)

リカヴァリースイム

トレイルランレースから中2日、大腿部を中心にまだ筋肉疲労は残るが、リカヴァリーを兼ねてスイミングスクールへ。
ひたすら背泳ぎという地獄のメニューだったが、幸か不幸か、少し遅刻してしまいアップをスキップしたので、総距離は短めの950m。
終わってみると、脚部はほぐれて、泳ぐ前よりもだいぶ楽になっている。
やっぱり水の中で体を動かすのは回復につながるなあ。

既に報道されているように、国際バスケットボール連盟から日本バスケットボール協会に対して、処分が下されていたことが判明した。
NBL(旧JBL)とbjリーグの反目は、国内でバスケットボールに関心を持つ人がずっと懸念し、また悲しく思っていた問題だ。
私もbjが発足した直後の9年近く前から、こんなエントリーやこんなエントリーやこんなエントリーなどを書いたこともある。
元々の発端は、全面プロ化をすると約束しながら、まったく行動に移そうとしなかった当時のJBLに愛想を尽かした新潟アルビレックスとさいたまブロンコスがリーグを飛び出し、bjの母体となったことに始まっており、原理的にはJBAの方により重い責任がある。
その後も、今度こそ全チームプロにするとか、bjと統合協議を進めるといった数々の約束を相次いで反故にしてきた経緯がJBAにはあり、それに関しても本質的な原因は、旧態依然としたJBAに与する老害たちが既得権益にしがみつこうとした結果である、という色合いが濃い。
しかし、それも2014年の今に至り、このような惨状に陥ってしまったところを鑑みると、落としどころを探り切れなかったbj側にも何らかの責があるのではなかろうか。
そしてそれは何もリーグや協会の人たちばかりではなく、プレイヤーたち自身にも当てはまる。
せっかくオリンピック出場の芽も見えてきた女子のナショナルチームまでも、今回のとばっちりを喰らってしまったわけだが、このような事態が不可避となってしまう前に、何らかのアクションを起こせなかったものか。
NBL側の選手たちについては、その言動に上から厳しいプレッシャーが掛けられていることは容易に想像できるが、何より自分たちの権利とプレイする場を守るために、実効的な声を誰かに上げてほしかった。
改めて言うが、男子ナショナルチームのランキングが、アジアの中でも中国どころか韓国、フィリピンにも遠く及ばないレヴェルの日本において、リーグを2つ並列させていがみ合い、狭い裾野をさらに狭めている場合ではない。
このまま2020年が来てしまったら、開催国だからオリンピックには出られるかもしれないが、これ以上ない赤っ恥をかく羽目になる。

ただ解せないのは、なぜJBAのガヴァナンスについてここまでFIBAに指導とやらを入れられなければいけないんだろう、という素朴な疑問。
解決すべき由々しき問題であることは間違いないし、JBAがガヴァナンスを備えていないことも確かな事実だが、これはあくまで日本国内の課題であって、FIBAにリーグを統合しろ、と命令されるのもおかしな筋合いだと思うのだが...。


♪ 転落の楽典 - 人間椅子