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2013年5月29日(水)

喉が痛い

昨日は午後から日帰りで東京へ。
私は極力飛行機で行くが、羽田→伊丹の最終便は早いため、不本意ながら帰阪は新幹線で。
そのまま会社で作業して泊まったわけだが、風邪(なんだろうな?)の具合は一向に全快ならず、低空飛行のまま。
喉の調子は今日が最も酷く、声も出なくなった。
いっそのこと何日か全休すれば回復もするのかもしれないが、社会生活を営みながらとなるとなかなかそうもいかない。
今回の体調不良を自覚したのが先週金曜の朝だから、これで足掛け6日目。
足の怪我もそうだが、自己治癒速度の低下は加齢の証か...。

本日の業務終了後、この3月末に会社を辞めて独立を果たされた山本浩之アナウンサーの事務所開きにお邪魔してきた。
交通至便、窓から見える景色も、大阪中心部にあってこれ以上のものはなかなか望めないんじゃないか、という素晴らしいロケーションにあった。
改めまして、おめでとうございます。

配られたネーム入りピック


♪ Woman You Must Be Crazy - T-Bone Walker


2013年5月26日(日)

夏か

11時から草野球の試合。
昨日には少し及ばんかもしれんが、暑過ぎる。
8月とかなったらどうなんねん...?
試合の方は、我がチームの猛打が炸裂し、何と毎回得点を挙げて、18-2で大勝。
私はというと、3四死球で出塁はするも、唯一の打数がサードフライで1の0と蚊帳の外であったが...。
救援で1イニング投げて、無失点に抑える。

風邪の方は快方には向かっているものの、まだ若干の頭痛と全身のだるさが残っているため、家に帰ってきてから薬を飲んで30分だけ横になり、それから気合いを込めて水槽の水換えと掃除を行う。
今日やっとかんとやる時がないんや。
ああ、庭の竹がまたスクスクと暴れているが、それを切る余裕はちょっとないな...。


♪ Vanz Kant Danz - John Fogerty


2013年5月25日(土)

エナガ襲来

不覚にも風邪を患ってしまい、諸々の予定を後ろに倒さざるを得なかった。
土曜でよかった。
明日の草野球は大丈夫だろう...?

うちの周りにエナガが集団でやってきて、クスノキやコナラの枝に留まってチッチッチッチと鳴き合っていた。

エナガは群れる体はスズメより一回り小さく、尾羽が長い


♪ Must Be Crazy - Andrew Gold


2013年5月22日(水)

月8回行けるのか俺?

今は走れない分、じゃあスイムの練習量を増やそうではないかキャンペーンを張ってみることにして、先日泳ぐコースを上げたのに続き、できる時はこれまでの週1ペースを週2ペースにすべくチャレンジしようと、よりによって業務的に1週間のピークを迎える、つまり心身ともに最もくたびれ果てている水曜夜に、スイミングスクールへと行ってきた。
毎月、最終週となる第4週はメニューがキツくなるという慣習があり、その例に従って、本日私が泳ぐコースに課せられた総距離は1300mだったが、終盤にちょっとついていけなくなって100mを1本間引きさせてもらい、何とか1200mを泳ぎ切って終了。
泳いでいる途中、1時間ちょい前に喰った晩飯が食道までせり上がってきたぞ...。
修行じゃな。

いつも金曜夜にプールに行っているので、レッスンを終えて帰途に就く時は「明日から休みだなー」と浮かれ気分なわけだが、今日は水曜日、明日は木曜日。
ガクッ。
この気分の切り替えも必要だな...。


♪ Spiderbaby (Yeah-Yeah-Yeah) - White Zombie


2013年5月20日(月)

ゴッドハンド

今朝も整骨院に行ってきたが、初診以来となる院長に担当してもらった。
やはり他のスタッフとは違うと、つくづく感じた。
まず、手。
じわっと温かく、そして厚くて弾力があるためか、体を持ってもらった瞬間に、心地よさを感じる。
まさにこれがヒーラーの手か。
もちろん実践的な面でも差はあって、治療を終えた後の患部の具合が、端的に言うと違う。
手技は当然のことながら、その後の物理療法やリハビリなどにおける判断や指示も他を圧倒しているのだろう。
生まれ持った素質に、後天的な知識、技術、研鑽が掛け合わされた賜物に違いない。
さすが院長。
これまでは特にスタッフを指名することなく、ランダムに任せていたが、院長の方から提案してくれたこともあり、今後は院長指名でお願いしよう。

夜はジムでエアロバイクを、体力測定モード11分+ノーマルモード30分。
通常モードの心拍数は135に設定し、ラスト5分はケイデンス100~110ぐらいでシャカシャカ回してきた。


♪ Dead Cat On The Line - Marion Williams


ようやく副賞授与が済んだ

かれこれ10カ月ほど前に撮影を済ませていた拙宅の紹介が、ついに最新号の「新建築 住宅特集」2013年6月号に掲載された。
記事を読むと、建築家がこの設計に込めたコンセプトや細かな意図が改めて感じられ、そして建ち上がるまでに携わったすべての関係者に今一度謝意を表したいと思う。

「新建築 住宅特集」に掲載された

例年より時期が遅れてしまったが、昨晩は草野球チームの決起集会を催した。
昨年の各タイトル表彰式を兼ねている。
会場は、昨秋オープンした友人夫妻の店、「ビストロ ニューオリンズ」。
野球はアメリカ発祥のスポーツ、というわけでケイジャン料理を喰ってアメリカンな気分だ。
ナマズのフライも喰えたし、チキン、各種サンドウィッチ、パスタなどなど、最後はブレッドプディングも1つずつ食べて腹パンパン。
看板娘のリリーは大人気、デキすぎる店員・クリスの即席無料英語レッスンも飛び出して、非日常のミーティングを皆で楽しんだ。

皆で


♪ I Don't Want To Spoil The Party - The Beatles


2013年5月18日(土)

強敵に勝利

9時から、会社の野球部が加盟しているリーグの公式戦があり、参加。
先発で投げたが、もはや夏のような日差しで、ちょっと応えた。

こんなに焼けた

相手も強いチームだったが、なんと3回までパーフェクトに抑え、4回にエラーが続いて2点を失ったものの、4イニングノーヒット、2失点(自責点0)という成績でリリーフにバトンタッチ。
3回に作り出したビッグイニングで奪った4点を守り通し、見事4-2で勝利!
リリーフした大先輩も3イニングを無安打に抑え、39歳→49歳のノーヒッターリレーが完成!
それにしてもうちのチーム、若い奴も増えたし、何より今日なんか総勢16人も来てるし、数年前の面影がまるでない"戦う集団"になってしまっていて、いやはや。
ふざけてつまらんミスなど決してできぬ空気じゃないか。
しかし悪くない雰囲気だ。

帰ってきて、シャワーを浴びる前に庭で一仕事。
すぐ伸びてくる竹を伐採した後は、自生している野生のノイチゴを収穫した。

収穫したノイチゴ

さっそく昼飯時に食べたが、甘酸っぱくて爽やかな風味。
ヘルマンリクガメのシロも興奮してパクついていた。

ちょうどヤマボウシの花がきれいに咲き、ジューンベリー、ヤマモモの実も膨らんできた。
また、庭に出ると虫やトカゲなどの生態も観察できて、ついつい長居してしまう。

ヤマボウシの花ジューンベリーの果実ヤマモモの果実交尾行動をしていたテントウムシ 種類が違ってもいいのかな?


♪ Heal The World - Michael Jackson


2013年5月17日(金)

配慮を感じる

今晩のスイミングスクールのレッスンは、総距離おそらく1100m。
今の私にとって、運動の心地よさが吐き気に変わる一歩手前、明朝の草野球にも無理せず参加できるちょうどいい負荷だ。
実は昨日の整骨院のリハビリでカーフレイズをやって以来、少し時間が巻き戻ったかのような違和感を患部に覚えていたので、ひょっとしたら平泳ぎの時に応えるかな、と若干心配していたのだが、それほどでもなかった。
もっと楽に1000mオーヴァーのメニューをこなせるようにならなければ。


♪ (You To Be) Be Happy - R.Kelly Feat. The Notorious B.I.G.


2013年5月16日(木)

神の御宣託

3週間前に、2年目ADくんの奇跡の言葉をいくつか紹介したが、新採録したものを含めて、今日も書き記そう。

「カメって甲殻類ですよね」

「うるう年って厄年みたいもんですか?」

「僕、最近まで油揚げはキツネの肉やと思ってました」

ここからは会話形式で。

私「選挙権て何歳から?」
彼「18歳」

私「世界で一番ホームラン打った野球選手知ってるか?」
彼「ランディ・バース」

私「神社とお寺の違いって何?」
彼「賽銭箱があるかないか」

私「今って平成やろ」
彼「はい」
私「じゃあ平成から遡って時代を言ってって」
彼「平成、昭和、大正、えっと...あ、江戸」

私「仏教を開いた人は誰?」
彼「親鸞」
私「(絶句を乗り越えて)じゃあ、お釈迦さまって何した人?」
彼「仏教に関わる偉いさん」

私「日本にある世界遺産で知ってるやつ言ってみて」
彼「靖国神社」
私「(絶句を乗り越えて)じゃあ、靖国神社ってどこにある?」
彼「沖縄」

私「地球上の大陸で知ってるやつ言ってみて」
彼「ユーラシア」
私「(驚愕と安堵を感じて)おお、次は?」
彼「日本列島」

また、彼はある先輩から説教の中で、「お前、リハーサルを何のためにやるのか、その意味をよう考えろ」と言われた後、ウィキペディアで"リハーサル"という項目を調べていた。

以上、創作なしのノンフィクション。


♪ No Quarter - Led Zeppelin


2013年5月13日(月)

匍匐前進

今朝の整骨院での治療は、手技、患部にホットパックをしての手技、電気治療、それからチューブやバランスパッド等を使ったリハビリをして、さらに超音波を当てて、最後にアイシングしながら微弱電流を流すという、1時間を優に超えるゴージャスぶりだった。
これでも保険が利くものが大半だから、890円とリーズナブル。

晩はジムでステッパー。
前回と同じく、131bpm設定で30分。
同じ心拍トレーニングのカテゴリーに入るエアロバイクと比べてみると、こっちの方がより脚筋には効く。
前だけじゃなく、後ろ(ハムストリング)も使えるからいい。
それから例によってトレッドミルを約3分だけ走ってみたが(これが完治を遅らせている一因ではないのか? とは人に指摘されるまでもなく充分分かってはいるのだが、止められん)、まだ完全に痛みが消えたわけじゃないものの、確実に回を追うごとにマシになってきている。
ただ、ナチュラルラン用のAltra「THE SAMSON」を履いていたせいもあるのか、運足の時に左足裏に確かな違和感を覚えた。
傷めている期間が長くなっているので、無意識のうちに庇うような足の使い方になっているのかもしれんな...。


♪ Where the eagle learns to fly - Pink Cream 69


2013年5月12日(日)

初安打が出るまでは安心できぬな...

朝9時から草野球の試合。
昨日夕方まで雨が降っていたので予想通りグラウンドコンディションは悪かったが、皆総出で早めに集合して整備をしてくれたので、何とか試合を行うことができた。

快晴の下、グラウンド整備

強敵との練習試合は、3-6で負け。
味方投手の初回の乱調こそが悔やまれるところだ。
私は、リリーフで1イニング投げて三者凡退に抑えたが、打撃は三振、ファーストフライ、ピッチャーゴロと、内容もまったく伴わない3打数ノーヒット...。
今年初ヒットはいつ打てるのだろうか?
負けたが、絶好の野球日和で、気持ちよかった。

珍しく"昼サンギュ"で冷麺と小ピビンバの昼飯を喰い、諸々買い物をして帰宅。

昼下がりは、伸びてきた庭の竹どもを伐採し、汗だくになったのでシャワーを浴びて、あとは歩くカメとともにデッキのハンモックで寛いだり。

夕刻、デッキテラスを歩くヘルマンリクガメのシロ

楽しい週末はすぐに終わってしまう。


♪ Report 21 - ポルノグラフィティ


2013年5月11日(土)

虫もいるよ

昼前に水槽の掃除と水換えを済ませる。
支配者を失ってしまった120cm水槽の中に棲むのはポリプテルス デルヘジ1尾だけとなってしまい、なんだかガランとしている。

120cm水槽はガランとした

雨が降りしきり、さらには濃い霧も立ち込めているというのに、ヘルマンリクガメのシロは外に出たいと何度もアピールし、高くない気温の中、元気に歩いていた。

出たいんやけど

そしてやつが歩いている間に、ケージ内の床材を全交換する。
モミの木のチップに、砂状にしたココナッツの繊維、ヒノキの皮を裂いたものと3種の床材をブレンドして新たに敷設した。
なかなか良さそうな感じだが、どうだろうか?

新床材


♪ Heartless Heart - Dokken


2013年5月10日(金)

間引かなやってられへん

今晩はスイミングスクールへ。
普段泳いでいるバタフライコースから1レヴェル上げてマスターズコースへチャレンジしたが、かれこれ2カ月以上も走ることができていない体は思った以上に衰えていたみたいで、アップ200mの後の75mキック&スイム×4(バタフライ→背泳ぎ→平泳ぎ→クロール)ですっかり筋肉が参ってしまい、続く100m個人メドレースイム×2は1本飛ばしてたまらず休みを入れた。
そのおかげか、後半のレッスンは何とかメニューをこなすことができたが、胸から上腕にかけて溜まった疲労はなかなかのものだ。
このマスターズコースには昨夏にも一度アタックし始め、何回か参加していたのだが、マラソンシーズンに入ってランの量が増えたことを言い訳に、秋に再びバタフライコースに戻っていて、それ以降ぬるま湯に浸かったままでいたのであった。
俺水泳部ちゃうねんけど、とめげる自分に、慣れだ慣れ、と言い聞かせるもう一人の私。


♪ Trash - Korn


2013年5月 9日(木)

微弱電流治療器の威力

今朝は整骨院にて治療とリハビリ。
結構な時間を割いて電流を通す物理療法をやってもらい、気のせいじゃなく痛みは薄くなったようだ。

あれがアキュスコープ&マイオパルスだ

これを週に2度、継続すれば完治は見えてくる...といいんだが。

夜はジムにてステッパーを、131bpm設定で30分踏む。
その後、止せばいいのにやっぱりトレッドミルで回復具合を量りたくなって、ほんの1分足らずだが走ってみると、やっぱりこれまでよりも痛みや違和感が減じられている。
希望をつかんだ。


♪ Blue Matter - John Scofield


2013年5月 8日(水)

巨魚死す

一昨日の朝のことだが、120cm水槽をふと見ると、その前の晩にやった餌のタブレットがいくつも底に沈んで残っているではないか。
こんなことはまずない。
はて...? と首を捻っていたら、その夜、120cm水槽で飼っているシルヴァシャークという魚が盛大な音とともに暴れて蓋をふっ飛ばし、外に飛び出した。
慌てて拾って水槽に戻したが、既に体が傾いで瀕死の状態じゃないか。
なるほど、前日から一気に調子を崩しており、それで食欲もなかったんだな、とその時合点がいった。
そして一夜明けた昨朝、残念ながら懸念した通りに、シルヴァーシャークは息絶えていた。
思えば購入したのは2005年7月、ほぼ8年近く飼っていたことになる。
買った時は10cmにも満たなかった魚体は、死亡後に測ってみると全長約33cmにまで大きくなっていた。

8年前に買った時はこんなに小さくやせていた

通常、シルヴァーシャークという魚は飼育下ではせいぜい最大20cmがいいところ、というのが書籍やインターネット上の情報であり、野生でも30cmほど、という認識が大方だから、こいつは並外れて巨大に成長したようだ。
人間でいえばアンドレ・ザ・ジャイアントのようなやつだったのか?
庭のシラカシの根元に埋めた。

土に還る

R.I.P.

今晩はグランフロント大阪の「旬穀旬菜」で夕食を摂ってきた。
三國清三氏がプロデュースしたというフレンチベースのヘルシーなコース料理は確かに美味かったが、コストパフォーマンスはイマイチかな。
また、新規オープン店だからなのか、従業員のサーヴィスももう少しちゃんとしてほしい。
感じが悪いとかではないのだが、単純にミスが多過ぎた。
再訪は今のところ、極めて可能性が低い。


♪ Rock And Roll Hoochie Coo - Rick Derringer


2013年5月 5日(日)

岐阜一泊小旅行

昨日今日と、妻、義父母と4人で岐阜の長良川温泉に泊まる小旅行に行ってきた。


5月4日(土祝)

10時新大阪発ののぞみで名古屋まで移動し、車で迎えに来てくれていた妻、義父母と合流して、名古屋高速と国道22号で岐阜へと向かう。
やっぱり道は混んでいる。
途中、岐南町にある「なまずや」という川魚料理の店で昼飯。
生憎なまずの蒲焼きは切れていたが、うなぎの蒲焼きと鯉の洗い等がついた定食は美味だった。

「なまずや」のうなぎ定食

14時頃には宿泊する長良川温泉の「十八楼」に到着。
この辺りは15年前、私が駆け出しのディレクターだった頃に仕事で訪れたことがあり、とても懐かしい。
あれは雨中の鵜飼のロケだったが、その時の記憶がまざまざと甦るのであった。

私的にとても懐かしい風景

宿の駐車場に車を停めて、岐阜城目指して金華山ロープウェイ乗り場へ。
岐阜公園内を歩いている途中、織田信長の扮装に身を包んだ御仁に遭遇、観光案内人だろう。

御屋形様と記念写真

さすがにゴールデンウィーク真っ只中、ロープウェイに乗るために40分ほど並んだ。
無論山頂にも人は溢れていたが、岐阜城(天守閣からの眺望は気持ちよかった)、そして資料館を見て回り、再び30分以上人の列に並んで、ロープウェイで下山。

ワイルドな石垣を持つ岐阜城天守閣から北東方向を望む下りロープウェイを待つ人たちと戯れるリロちゃん

この時点で16時過ぎ。

十八楼にチェックインし、部屋へ。
最上階の7階からは、長良川、停泊している屋形船、そして対岸にある長良川球場や競技場もよく見える。

部屋からの眺め

17時から、宿泊者対象で宿の近隣を少し歩いて解説をしてくれる無料ミニツアーがあるというので、4人揃ってそれに参加。
行ってみると、なんとガイドは昼間に岐阜公園で遭遇した織田信長公であった。
これは幸運に恵まれた。

再び信長公に出遭えた

宿が位置する川原町という通りを中心に歩きながら、様々な説明をしていただき、大変面白かった。
この川原町は電線が地中埋設されていて、なるほど景観がスッキリしている。

川原町には電柱がない景観重要建造物、と書いてあるプレート

定員は20名ということだったが、おそらく30人以上は参加していただろう、信長公も「やり甲斐があるわ」と呟きながら力が入っていたようで、予定所要時間30分のところ、40分以上もガイドしてくれていた。

旅館に戻り、夕食の前に一風呂浴びる。
展望風呂の眺めはよく、蔵の湯も趣があった。

19時前から部屋で会席料理の夕飯。
稚鮎の甘露煮や鱒の巻き寿司、焼きタケノコといった川の幸に加え、アワビや伊勢海老、造りなどの海の幸に、飛騨牛の味しゃぶ、さらには鮎雑炊等もあって、こういった旅館の夕飯の常のように、腹はち切れんばかりになって完食。

飛騨牛伊勢海老とタケノコ鮎雑炊

美味かった。

20時からロビーで"エアー"という男女ヴォーカルデュオによるコンサートが開かれており、食後それを聴きに行く。
落ち着いた大人のジャズ、といった風で、しみじみと聴き入ってしまう類の音楽を堪能した。

エアーのライヴ

その後、20時45分からは場所を変えて大広間で餅つき大会。
イヴェント目白押しで楽しいなあ。
子供の参加者がつき終わった後、今度は大人の希望者が壇上に上がってつくのだが、そのトップバッターを張りきって務めさせていただいた。
思えば餅をつくなど初めての経験ではないだろうか。

餅つき体験

つきたての餅をあんこときなこで頂いたが、言うまでもなくますます腹は膨らんだ。

寝る前にもう1回風呂入る。


5月5日(日祝)

早く目が覚めてしまい、6時半頃から朝風呂へ。
昨夜と男女入れ替わっており、こちらの方も好天下の露天風呂を始め、心地よかった。

7時半過ぎ頃からのんびりと朝ごはん。
朝食はブッフェ形式だったが、ヴァリエーションがとても豊富で、味もさることながら楽しい。
ついついたくさん食べてしまうな。

朝食の一部

のんびり過ごす義父母とは別行動をとり、私と妻は10時から始まる、指定各旅館宿泊者限定の無料観光ツアーに参加してきた。
また信長公がガイドだったら面白過ぎるがな、と思っていたのだが、さすがにそこまで奇跡は重ならず、元学校の教師をしていたというおばちゃんの案内人であった。
でもツアー開始直後に、岐阜公園の中でやっぱり信長公には出遭ったけど!

「若き日の信長像」前よりツアーは始まる

ツアーは岐阜公園からスタートし、信長居館跡、岐阜大仏、川原町等を巡り、その途中の道々で、"武者隠し"の紹介や「名和昆虫博物館」の解説等が挟み込まれる。
日本三大大仏といえば、奈良、鎌倉、そして三番目は高岡だとすっかり私は思い込んでいたが、どうやらこの岐阜だという説もあるようで、ガイドのおばちゃんはもうそれに盲従していた。
なるほど、この岐阜大仏は顔がうつむいていて、確かに参拝者と目が合うみたいだね。

下方を向いている岐阜大仏

ただ歩くのでも、説明を聞くのと聞かないのとでは大違い、有意義な散策となった。
11時20分頃、ちょうど十八楼にて散会。

今回泊まった十八楼という宿は、この辺りでもおそらく最大級の観光ホテルだが、従業員も皆教育が行き届いていて、サーヴィスも不足なく、この最も客が多いであろう繁忙期にも充分に満足を得られる旅館だった。

十八楼のロビーで一休み

義父母と合流し、4人で町をブラつく。
さっき私たちが見てきた大仏に2人を案内してから、先ほどは外から眺めるだけだった名和昆虫博物館に今度は入場、見学する。
壁一面の青が鮮やかなモルフォの膨大な標本を始め、男子なら心躍る世界の甲虫類等も種類豊富で、素晴らしいコレクションだ。
もちろん、この名和昆虫博物館の創設者である名和靖氏が命名したギフチョウのコーナーも充実している。
また、館内で使われている太い木の柱は、かつて唐招提寺で使用されていたもので、シロアリ被害に遭っていたそれが交換された時に譲り受けて持ってきたらしい。

壁一面のモルフォチョウはド迫力だかつて唐招提寺で使われていたという柱生きたギフチョウも展示されていた

名和氏は元々害虫研究に尽力していたということで、そんな繋がりが窺い知れる。

13時半頃、「川原町泉屋」という鮎料理の店で昼食。
定番料理はもちろん、ニョッキやピザ等に至るまで悉く鮎が使われており、どれも美味い。
鮒寿司そっくりの鮎の熟れ寿司なる珍味もあり、単品でそれも注文して食す。
また私の頼んだ鮎ラーメンは、薄味、細麺のラーメンの上に炭火で焼いた開きの鮎が載っている一品で、だしにも鮎の味が効いている。

珍しい鮎の熟れ寿司鮎ラーメン

満足。

食後、岐阜駅に移動して、私のみそこで3人に別れを告げ、JRで名古屋へ。
妻はもう一泊名古屋の実家でしてくるので、新幹線で独り関西へと戻るのであった。
ちなみに名古屋から東京方面へと向かう新幹線はほぼ満席だったが、大阪方面へ下る分は充分余裕あり。
日本最大の都市と第2位のそれとの差は大きいな、と実感。
17時過ぎには西宮の自宅に帰着した。


♪ Shock Um Down - Warrior Soul


2013年5月 3日(金)

プールに行かない祝日の夜

コデマリも美しく咲き開いた5月3日。

アプローチに咲くコデマリ

40年にも満たない我が半生に基づく判断に過ぎないが、憲法そのものにこれほど関心が集まっている中で憲法記念日を迎えることは、最近ではなかったのではないだろうか。
とりわけ、憲法改正の手続きを定めた第96条の改正を現政権が目指しているということが、最も大きく取り上げられている。

本質的な内容についてどうしたいのか、という議論を待たずに、先に改正手続きの方に手をつけようとしていることは本末転倒ではないか、という指摘も多いが、それ以前に、それこそ中身云々に関係なく、現行の日本国憲法は日本国民が定めたものではないので、そのことを以てそもそも正当性は担保されているのか、という疑問を抱くのは当たり前のことだと思う。
戦勝国による統治下にあった時代に、戦勝国が主導して定め、そして施行された憲法であるのだから、例えば戦争放棄を謳った素晴らしさとはまったく関係なく、その出自にこそ問題はある。
そもそも1945~1946年当時の連合国が、純真かつ高邁な思想に立脚して戦争放棄の条文を日本国憲法に入れたとは到底考えられず、別の意思に基づいて制定したのだろう、と見做す方が自然だ。
政党のみならず各新聞社等も独自の憲法試案なるものを発表しているが、確かにそれらには首を傾げざるを得ない条項もいろいろ含まれているものの、自分たちで創出するのだという出発点としては何ら間違っていないと思う。
だから政府も現行憲法に違和があると感じ、変えたいと思うのならば、元々自主憲法の制定を党是と言ってきた自民党なのだから、堂々と「新しい憲法を日本人の手で作る」、とブチ上げてはどうだろうか?
ちゃんと説明しさえすれば、改正発議のハードルを下げる96条改正から始めるなどという言い分よりもよほど賛意を集めると思うのだが。
あるいは、自主憲法の制定こそを目的とした96条の改正でもしあるならば、それを理路整然とプレゼンテーションすればいい。
ただそれと同時に、ともすればネオファシズムにもつながりかねない、現政権が理想としている憲法の中身にまつわる致命的な問題点についても、もし議論を深めていけば鮮明に浮かび上がってくることになるだろう。
まさか、96条改正の具体的な中身として、国民投票の在り方にまでもしも手をつけるのだとしたら、相当危ないと思った方がいいはずだ。
近々の安倍晋三総理は、若年層を中心とする新興人気に乗っかってなのか、より先鋭的な言動に走りがちなのがとても気にはなる。

しかしながら、今の時勢を形成しているより現実的な"改正"論議に改めて目を向けてみると。

そもそもが、憲法とは言うまでもなくすべての法律や条例の礎となるもので、いわば国民が国家を規定し、縛るべきものだ。
つまり、通常私たちが法律と聞いてまず思い浮かべる刑法や民法などと違い、私たちが国会議員や官僚などの公務員の行動規範を定め、三権を始めとする公権力の在り方を制限するという、逆方向のヴェクトルで働く効力を持つことをも、建前としては意味する。
であるから、その規定される対象であるはずの国会が憲法改正についての発議権を唯一持っているのは果たして合理的なのか、という単純な疑いは当然生じてくるのだが、それについては我が国が間接民主制というシステムを採り、国会議員を国民の代表としている以上、おかしくはないのだろう。
そして現行日本国憲法は、立法府である国会に憲法改正の全権を委任しているわけではなく、あくまで発議を行う権利であって、最終的に改正を承認するのは国民投票である、と明記しており、この点については憲法という存在の本質を外していないのが救いではある。

そういった前提はクリアしたとして、改正手続きについて定めた条文を改正する、という命題に対して、なんだか大蛇が自分の尻尾を呑み込んでしまうかのような、パラドックスめいた奇妙な感覚を持ってしまうことが別なる問題だ。
96条ももちろん日本国憲法に内包される1項目であるから、自らが謳うその手続きに従って自らをも変質させ得る、というのは理屈として通るのだが、一方で鳥瞰してみると、その時点でもう日本国憲法そのものが効力を失うんじゃないの、という疑念も同時に感じてしまう。
96条以外のすべての条文は、必要が生じた場合のその改正手続きにおいて、96条が制定当時から述べる取り決めに従ってこそ、初めて有効になる、と考える方がどうもしっくりくる。
少なくとも、憲法の本質的な内容そのものに関する議論よりも先に、96条改正を急ぐ様だけがクローズアップされる現状にはやはり大きな違和感を覚える。

ほんのちょっと前まで私も96条改正議論の表面的なところばかりに囚われ、発議要件を国会議員の2分の1以上にまで落とすのはハードルを下げすぎじゃないか、政権与党が代わるたびに都合のいいように改正する発議を行うんじゃないか、3分の2以上の国会議員が賛意を示すぐらいがいいんだろう、などというズレた感想を持っていたわけだが、それからいろいろな人の意見を知ったり、また自分でも考え続けるうちに、多くのことに気付かされることとなった。
たまにはこんな憲法記念日もあっていいかも。

そんな今日から妻が名古屋の実家にフライング帰省(世間一般的にはこのタイミングが普通か)しており、咳をしても一人状態なので、後輩たちを誘って晩飯は「だしや」にて。
思えば移転以後、晩に来るのは初めてだ。
火鉢の炭火で焼くあれやこれやに、旬のタケノコやホタルイカ、こしあぶらと行者にんにくの天ぷら、だしの効いた唐揚げ等、優しい味に満足だ。
もちろん最後はぶしたまんまと味噌汁で締めて、これは佳き哉。

これに勝るクローザーはなし


♪ Money - Pink Floyd


2013年5月 2日(木)

新規開拓

脱出口を探し求めて、今朝は甲子園口の「にしおか整骨院」へと行ってみた。
結構スタッフが多くて同時に4~5人の患者を診ているようだが、私は初診だからか院長がガッチリついてくれ、こちらの説明をキッチリ聞いた上で、的確に対応をしていただいた。
院長によると、私の腓骨筋腱の炎症は既に治まっていて、踵骨と距骨、あるいは踵骨と立方骨の境目が炎症を起こしているのではないか、とのこと。
確かに爪先立ちをしてももう腓骨筋腱は痛くないし、話を聞けば聞くほどなるほどと頷ける。
治療は、まずテーピング等も用いた手技で足の骨のアライメントを修正した後、アキュスコープという機器で患部に電流を流す物理療法。
それから診療室隣にあるリハビリスペースに移動し、微弱電流を通しながら、チューブを使った足のトレーニングに取り組んだ。
これまで体験しなかった物理療法を受け始めたので、期待がかかる。

無論すぐに走れるということはないので、晩はジムでエアロバイクで有酸素運動。
心拍数140で30分。
今日はケイデンスを意識して上げたので(110を超えると警告音が鳴ってしまう)、距離を稼いで約16kmほど。


♪ Pretty Wings - TRICERATOPS


2013年5月 1日(水)

経済協力って何やねん

おお、これは手応えがあるじゃないか。
ひょっとしたらひょっとするかも。
よし、もうちょっとだけお金使ってみよう。
向こうも「次は期待してね」って言ってるし。
うーん、色よい返事が来ないなあ。
後少しだけ待ってみようか。



以下繰り返し。

北方領土返還を巡る交渉における日本の立場は、出会い系サイトでサクラに騙され続ける阿呆のそれによく似ている。


♪ Poison - Alice Cooper