「笑福亭鶴瓶 落語会」
今日は兵庫県立芸術文化センターで「笑福亭鶴瓶 落語会」。
17時開演の2回目を鑑賞した。
幕が開き、約40分(!)にも及んだ鶴瓶さんの挨拶トークの後、まず高座に上ったのは東からのゲスト、古今亭文菊。
題目は「豊竹屋」。
鶴瓶さんも紹介の時に散々言っていたが、確かに33歳とは思われない落ち着きぶりで、噺方も大ヴェテランのよう、というか前近代的ですらある。
去年、28人抜きで真打昇進を果たした気鋭の若手なのであった。
そしていよいよ笑福亭鶴瓶が登場し、一話目は師匠の故・松鶴の十八番だったという「一人酒盛り」。
そんなこともあってか、今日のトークの中には頻繁に六代目松鶴の話題が出てきた。
休憩を挟んで、鶴瓶さんの「鴻池の犬」。
もちろん名人話芸を充分堪能させていただいたが、往時に比べるとさすがの鶴瓶師匠も還暦を超えられたということで、心なしか勢いが衰えたかもしれない。
♪ Unchain The Night - Dokken