« 2012年10月 | メイン | 2012年12月 »

2012年11月30日(金)

エンマムシを知る

昼間、謎の小さな甲虫が自宅に出没したらしく、妻が携帯電話で撮った写真を送ってきたのだが、ちょっとそれでは何なのか、判然としなかった。
ゾウムシ? ゴミムシ? シデムシ?
帰ってきて、デジカメでも収めていた写真を改めて見ると、ツヤツヤしたボディに小さなクワガタのような顎を備えたその姿態は鮮明に分かったが、やはり私にはちょっと種が同定できなかった。

エンマムシ

調べてみると、どうやらヒラタエンマムシ(もしくはオオヒラタエンマムシ)というやつらしい。
エンマムシか、こんな虫もおるんやな~。


♪ Sick As A Dog - Aerosmith


2012年11月29日(木)

残念な社長

今日は午後から雨になるという予報だったので(結局は降らんかったが)、2日連続になるが早朝ランに出た。
6時の山はまだ暗い。
まさかカメラはいるまいと思っていたが、いざ北山ダムまで上がってみると、ちょうど月が西の山の端に沈んでいくところで、絶景であった、残念!
貯水池の南側の舗装路&ダートの遊歩道を2往復、約26分走。
これからもっともっと寒くなるんだなー...。

先日感銘を受けた本、「ウルトラマラソンマン」の日本語版を出版した会社社長のブログをたまたま読んでみたんだが、これがまあひどい。
「ウエスタンステーツ」を堂々と「ウエスタンステージ」と誤記しているし、さらにそのレースを「9時間以内で走破」とか「8時間と少しで達成」とかとんでもないことを書いている。
100マイルを8時間で走れるわけがないだろう、前哨戦となる50マイルレースと混同している。
単なる一読者の感想ではなく、取締役社長が自社の出版物を紹介するエントリーだぞ?
この社長、読んでないやろ、と思わせるのに充分足る。
しかももう9か月以上も前のエントリーじゃないか、社員や訳者や周りの人は誰も指摘しなかったのだろうか?
あー本の内容はいいのに、パブリッシャーが残念過ぎる、ディスカヴァー・トゥエンティワン。


♪ 蛮カラ一代記 - 人間椅子


2012年11月28日(水)

昨日は運動は控えたのだが

昨晩は会社で寝たが、今朝頑張って早めに起きて、仕事前に30分ラン。
さすがに寒いし起き抜けだし、出だしは体が硬い。
温まってきた頃に切り上げなければならぬのが少し心残りではある。

昨日インフルエンザの予防接種を受けたのだが、さっき風呂上がりに見たらその周辺部分が真っ赤になっていた。
痛みはないが、大丈夫かね?


♪ Bad Meets Evil - Eminem


2012年11月26日(月)

実は合理的な配置だったのか、アレは

喉と頭の辺の感じが若干風邪気味っぽくはあったんだけど、こんな時こそちょっくら汗かいとかないとな、と会社最寄のトレーニング施設でトレッドミルを30分だけ走ってきた。
走るための脚の筋肉を鍛えることにはあまり向かないかもしれないけれど、トレッドミルはフォームをセルフチェックするのには適している。
骨盤は適度に前傾しているか、足が外に流れてはいないか、肩甲骨はちゃんと動いているか、などなど。
そうやって集中しながらマシンを踏んでいると、自分の左右バランスが悪いことが今日、改めて感じられた。
右足は真っ直ぐ前に運べて、踏み込みもしっかりできている感覚が得られるけど、左は全然。
小学校1年生時の交通事故の影響があるとは思うが、ここらへんもできる限り矯正していかねば。

それにしても、私は普段ロードやトレイルを走っている時も比較的"走ること"に集中していて、いわば"如何に合理的な走る機械になりきるか"ということばかり考えて走っており、音楽も聴かないし、風景がそれほど変わらない河川敷であっても、公園の周回コースであってもまったく平気なんだが、今日のようにただただ白い壁に向かって黙々とその場で走り続けるトレッドミルはさすがにきつかった!
同じ30分でも、外を走る30分の倍ぐらいには感じられたぞ。
よく電車の窓なんかから、ガラス張りの大きな開口部の向こうでこちらの方を見ながらトレッドミルに乗っているスポーツジム会員の人々の姿を目にして、失礼ながらちょっと滑稽だななどと思っていたりしたわけだが、あんな風に外を走る電車でも眺めていないと、とても何十分もその場で足踏みを続けることは耐えられないのだろう、ということが身に沁みた今夜。


♪ Fire - Red Hot Chili Peppers


2012年11月25日(日)

大阪の中のニューオリンズ

8時半から山へ走りに出た。
気持ちのいい快晴。
ちょっと短めのLSDということで、96分余り。
北山ダム周り、甲山、森林公園内の紅葉がどれもまさに見頃となっており、ハイカーファミリーやトレラン兄さんたちの他、一眼レフおやじも多数出没。
朝陽を浴びて光る甲山を向正面に見据えるシンボルゾーンからの光景は本当に見事で、普段走る時は携帯していないカメラやカメラ付き携帯電話を、今日ばかりは持っときゃよかったな、と軽く後悔した。
また、甲山名物? のイノシシもやっぱりいて、今日の奴は私よりも重そうな大きな個体。
散歩中のミニチュアダックスフントが少し離れたところからキャンキャンと一所懸命吠えたてていたが、奴は例の如くまったく無視して木の実か何かを食べていた。

夕刻、友人のC.C. & Hさん夫妻が西大橋にオープンした店「ビストロ ニューオリンズ」のグランドオープニングパーティー最終日に妻と行く。
ニューオリンズ出身のC.C.の料理好きが高じて念願の出店となった次第だが、その名の通り、ケイジャン料理というのかクレオール料理というのか、ニューオリンズの味が大阪で楽しめる。
ナマズのフライにジャンバラヤやクレオールホワイトビーンズが載ったライス、そしてペースト状のカニ肉あるいはスパイシーなチョリソー、ローストビーフなどが挟まったハンバーガー風のサンドウィッチなど、どれもガツンと美味かった。
今日も時間が深まるにつれて席はほぼ埋まっていったが、昨日、さらに一昨日は大盛況だったようだ。
店では夫妻を通して知り合った友人たちとも会えたりして、楽しい日曜夜のひとときとなった。

活況を呈する店内フライドキャットフィッシュクレオールホワイトビーンズ

開店、誠におめでとうございます!


♪ Heart Of Mine - Bobby Caldwell


2012年11月24日(土)

9年目のヴェテランともなると何かと気を遣わねばならぬのでな

今朝はスイミングスクール近くのENEOSに車を置き洗車を頼んでから、レッスンへ。
ほぼバタフライ。
土曜は人数も多いが、普段行っている金曜晩のクラスより泳ぐ距離が多めなので、ちょうどいい感じだ。
いつも、もうちょっと泳ぎたいなー、と思っていたので。

車を取りに行くと、ガソリンスタンドの店員から「バッテリーの電圧が低めでした」と告げられた。
一瞬「営業か?」と疑ったが、「このタイプのバッテリーはうちでは扱っていませんので、ディーラーで診てもらってください」とのことなので、どうやらそうではないらしい。
8月にバッテリー含め電気系統を諸々交換したばかりなので、はて...、と首を捻りつつも、何かあってからでは遅いので念のためアルファロメオ芦屋へ持っていった。
が、調べてもらっても異常は見つからず、肝心の電圧もまだ新品レヴェルのギンギンらしい。
ガソリンスタンドのテスターが不調だったのか、うーん、何だったんだろう...。
あるいは、直接バッテリー販売に結び付くわけではないけれど、信頼感を演出し、顧客の取り込みを図ろうとするENEOS SSの高等戦術かもしれない?!
そういえば確かに今日勧められるままに"クーラント性能復活剤"なるものを入れてしまったな...!
天晴。


♪ Crashdown - Space Age Playboys


2012年11月22日(木)

ホモ・サピエンス

昨夜走った時、また俄かに左ふくらはぎの痛みが襲来しかけたので、今夜のランは大事をとってほぼ6分/kmとゆったりめのペースを維持して、約50分。
ふくらはぎは何ともなかったが、今度は右膝の裏の筋にほんの少しだけ痛みを感じた。
なかなか万全とはいかぬもので。

ちょろっと公園を走っているだけでも、野良猫たちを餌付けする人や、ところ構わず歩きながら喫煙する人や、リードをつけずに飼い犬を歩かせる人なんかを目にして、なんだかなあ、と感じるわけだから、いじめ、というものはどうしたって根絶するものではないんだろうな、という感慨に始まった思考が巡り巡って、やっぱり"自然"って何なんだろう? というおなじみの問いに舞い戻った。

野生動物の世界において、体が大きく力も強い個体が例えば食物を独占して、その結果脆弱な個体が淘汰されてしまったとしても、それは自然のことなので仕方ないなあ、と大方の人は納得する。
が、人間社会で、ジャイアン的な人がのび太的な人を力で押さえつけ、おやつやおもちゃを強奪したとなれば、誰も「仕方ないなあ」なんて思いはしない。
もちろん理性で欲望を律し、他人を思いやることができることこそが、人間が人間たる所以であるわけなんだが、じゃあ動物たちと人間を分かつラインはどこにあって、それは誰が引いたものなのか、と考え出すと、いつも袋小路にはまって行き詰まってしまう。
中には一部の類人猿やゾウなどのように、人間でなくとも高い社会性を備えている動物群は、生存競争に負けてしまいそうな弱い個体を助け、守ったりすることもあるから、余計に訳が分からなくなる。
鳥がいろいろな材料をどこかから持ってきて巣を作り上げる行為は"自然"だけれど、人間が土地を切り拓いてビルを建てることは"自然破壊"である。
こういった表層的な前提が引っ掛かり出したら、答えの出ない思索はもうとめどがない。

本能につき従う多くの生き物よろしく、例えばハンディキャップを抱える人を見殺しにしても仕方ないんじゃないか、なんてことは極論にしたってもちろん思わないけれど、本質的には、人間が弱い者いじめをすることも地球環境を汚染することも科学技術を発展させていくことも、動物の一種が行う"自然な営み"に過ぎないと私は考える。
人間だけが特別だ、と定義することの方に対して、違和感を覚えてしまう。
医療の分野だって然りで、生命体を複製することにつながる技術を反倫理的だとして遠ざけようとする考えもあるが、じゃあかつては不治の病と思われていた難病を治療に導く手法や薬が次々と編み出され、"死んでいたはず"の人の寿命をどんどん伸ばしたり、"生まれなかったはず"の命を救い上げている最先端医療は、それらとどうやって区分されるのか? という疑義も同様に湧き起こる。
そして答えを今私は持たないし、死ぬまで持つことはない、ということは分かっている。

そもそもこんなしょうもないことを考えてしまうのも人間だけ、あとの生きとし生けるものたちは、ただただ、生きている。

私たちは人間である前に、動物である。


♪ Red Sector A - Rush


2012年11月21日(水)

Fright Running

今日は業務の都合上、仕事終わりに会社近所で走ってくることができなかったので、帰宅後、22時からフラットな北山ダム半周回コースを平均5分40秒/kmで4.41km行ってきたのだが、それがもう怖いの何の。
まず住宅街から北山貯水池へと上がっていく階段状の未舗装路が真っ暗。
思わず入口に立った時、本気で引き返そうかと一瞬迷った。
で、いざ登っていけば暗がりにブヒブヒとイノシシの群れ。
向こうも私の気配を感じてダーッと逃げていったが、こっちはもちろんそれ以上にビックリしたぞ。
ウルトラトレイルじゃないが、ヘッドランプが必要だったなこれは、と軽く後悔。
何とか上に辿り着いて走り出したはいいが、ダム沿いの散歩道もまたとにかく怖い。
髪振り乱した女の亡霊が襲いかかってくるんじゃないか、亡霊以上に恐ろしい怪人どもがどこかに潜んでいるんじゃないか、さっき見た群れよりももっと巨大で凶暴なイノシシが体当たりしてくるんじゃないか、そんな種々の妄想に囚われて、何度も後ろを振り返ったり周りをキョロキョロしながら、いつも以上に心拍数を上げてランをこなしたのであった。
怖かったけど2kmで終わるわけにもいかないから、意を決して同じルートを2周。
もう夜中は行かん。


♪ Twenty Days And Twenty Night - Elvis Presley


2012年11月19日(月)

腹筋を意識してペース走

久々に後輩T、A、Sの3人とともに夜ランニング。
痛み上がりなので無理せず、でもそこそこの平均5分50秒/kmで5.1km、私はペース走。
朝は寒かったけど、夜は日が沈んだ後もだいぶ暖かく、冬ウェアの上下を着て走ったらすぐに汗だく。
でも鼻水はズルズル。
先週5日間走らなかった影響はやっぱりまだ残っていて、体の重さは如何ともし難い。
反応は実に正直だ。


♪ She Moves Me - Muddy Waters


2012年11月18日(日)

腹筋の奥の方が痛い

今日は9時プレイボールで草野球の試合が予定されていたんだが、生憎グラウンド状態不良のため残念ながら中止の決定を下した。
今年最終戦の予定だったんだけどなあ。

8時半過ぎから走りに出た。
いつもの北山ダム~甲山森林公園コースをジャスト90分。
走り始めは少し脚が重かったけど、1時間ほど走ったらようやくこなれてきた感じ。
が、余力を残して無理は禁物。
森林公園のシンボルゾーンのところで1頭の小さなイノシシに遭遇。
おそらく10kgにも満たない、ウリ模様が消えて間もないような仔イノシシだと思うが、人なんかには目もくれず懸命に地面を漁っていた。

ロング走を通して、体幹が弱い、使えていないなあ、と実感したこともあり、午後、リフォーマーというピラティス用のマシンを使って妻に体幹のインナーマッスルを鍛えるトレーニングを教えてもらったが、それをやったらますます腹筋・背筋の奥の方が痛くなって、深層筋不足を重ねて思い知らされることとなった。

今日は朝からずっと、飼っているヘルマンリクガメの活性が初冬とは思えないほど高い。

紅葉に染まるヤマボウシを眺める

食欲も極めて旺盛で、今もまだ歩き回っている。
どうしたんだ一体。


♪ Feeding The Flame - Thunder


2012年11月17日(土)

儚きこと

牧野エミさん逝去。
また知っている人が亡くなってしまった、それも53歳という若さで。
以前担当していた番組のナレーションを読んでいただいていたのだが、MAルームでVTRを観ながら、あるいは共通の友人の話題などで盛り上がったことを鮮明に思い出す。
R.I.P.


♪ Only The Good Die Young - Katmandu


2012年11月16日(金)

絵本作家

デビュー当時からの付き合いになる、キングコングの西野くんと久々に会社で顔を合わせた。
流れで、彼がこの度出した3冊目の絵本、「オルゴールワールド」を頂いてしまった。

西野と

確かに前から絵は上手かったが、ここまで描き込むか、という余りに精緻な画。
映画「アバター」のワンシーンをも彷彿とさせるストーリーもよくできている。
本当に多才な男だ。
ありがとう!

夜、スイミングスクールへ。
ほぼバタフライのレッスン。
1時間のうちに、もうちょっと泳ぎたいな。
でも余力残しの今ぐらいの方がいいのかな。
どっちだろうな?


♪ Lick Summer Love - Hanoi Rocks


2012年11月15日(木)

それでもこの国で生きていかねばならぬ

中5日、本日よりランニング練習を再開した。
気合いを入れて、というかまあ夜のスケジュールの都合もあって、今朝6時に起きて朝ランを敢行。
さすがに寒かったが、先日購入したアシックスのシャカシャカするウェア上下を着て走ったらすぐに汗が出る。
北山ダムの周回など、トレイル込みの3.53kmを21分46秒で。
家に帰ってきたら、少しだけまたふくらはぎが痛み出したが、一日過ごして夜になったらほとんど治まっていた。

昨日のアレから仕事の方は立て込んできて、今から一か月はバタバタすることだろう。
もちろん現職の野田佳彦総理含め、右も左も真ん中も非ず、パーティーとしての体をなしていない民主党を支持する意思は毛頭ないが、昨日の党首討論に限って言えば安倍晋三総裁を圧倒していたことは間違いない。
腹を括ればあれだけの迫力を纏って堂々と言を述べることができるんだな、と素直に感じた。
あやうくここに至るまでのデタラメぶりを忘れてしまいそうなぐらいだったが、無論そんなわけはない。
換言すれば、死に体のまま長いこと蠢き続け、すでにゾンビとなって無敵化したからこその威圧的な特攻だった、と言えるのかもしれない。
対して安倍氏の方は、ずっと求め続けていたはずの言葉が突然飛び出してきて驚いたのか、あまりにとんちんかんな受け答えを繰り返すばかりで、「この人がまた総理になるのか...」と不安を抱かせるに足る醜態だったと思う。
さらに、乱立する小規模政党たちがどうにかして第三極などと称される大連合を組めないかと、表に裏に動いているようだが、それこそ前提となる原則的なポリシーの一致すら必要ないと無視を決め込み、合体ありき、をまず結論に据えて、選挙で生き残ればいいという、いわば理性を欠いた生存本能のみに拠って彼らは這いずり回っているということをほとんどの国民は感じ取っているのだが、それを当事者たちは知っているのだろうか?
一部の関係者を除いて、国民が望んでいるのは"政局"ではなく、中身のある"政治"、ただそれだけなのに。
沈まない船はどれだ、どこにあるんだ、と血眼になって探し回っているあさましい姿はすべて見透かされているよ。
衆議院選挙の日取りが決まったところで、投票したいと思わせてくれる政党、候補者が見当たらないというのが、今の日本が抱える不幸だ。


♪ America - Simon & Garfunkel


2012年11月14日(水)

冬の城崎まるかじり

今晩は、城崎温泉観光協会のイヴェント「冬の城崎まるかじり」にお招きいただき、ホテルグランヴィア大阪の会場にお邪魔してきた。

開会の様子

津居山のズワイガニや但馬牛、出石そば等が大盤振る舞いされるとあって、広大な宴会場がぎゅうぎゅう詰めになる大盛況だった。
400人ほどのゲストが来ていたとか。
玄さんやカニ型のゆるキャラ、きれいどころの観光大使たちが出迎えてくれ、宴たけなわの頃にはステージでズワイガニの即席セリまで行われ、舌鼓のみならず見どころも充分。

即席のズワイガニのセリ バンバン競り落とされていった

やっぱり冬の日本海のカニは本当に美味い。
特にカニ雑炊の絶品ぶりは感動的だった。
城崎温泉の皆様、ありがとうございました!


♪ Hollywood Nocturne - The Brian Setzer Orchestra


2012年11月11日(日)

戦わずして負け

西宮国際ハーフマラソンは、無念のDid Not Start。
朝起きた瞬間は何ともなかったんだが、30分ほどしたら例の痛みが左ふくらはぎに宿り始め、続いて右ふくらはぎも。
何とか家を出て駅の方まで半分ほど進んでみたが、何をどうしても歩くのもままならないほどの痛みと強張りが引かないので、棄権を決断。
朝から雨も降っていたが、天気に関しては耐え忍ぶ覚悟をしていただけに、余計に残念だ。
このまま走っていたら風邪を引いていたぞ、という天啓と思うより他ないな。
よりによってレース当日にこれがくるとは、ここ一番の勝負弱さを発揮してしまった。
それにしても走った直後とか走っている途中じゃなくて、休養日の翌日あたりにしばしばこの症状が現れることがなかなか解せない。
原因は、練習前後のストレッチ不足に加え、力量に見合わないフォアフット走法の練習なのか、ともかく根元的な実力不足にあることは間違いないと思うのだが、連日走っている時は平気なのが不可解だ。

夜になってようやく通常に近い速度で歩けるようになってきたが、筋肉はまだだいぶ硬い。


♪ V.I.P. - Jungle Brothers


2012年11月10日(土)

奇跡は起きぬわな

午前中はヘアサロンに行って頭部を少し軽量化した後、眼科でコンタクトレンズの検診。
午後は妻とちょろっと買い物に出掛けてから、ディーン・カーナゼスの「ウルトラマラソンマン」読んでイメトレも完了。
これを読んでいるとハーフどころかフルマラソンですらほんのスプリント競技のように思えてくる。
それでポジティヴになって好影響をもたらす程度で済ませておけばいいが、まったく勘違いしてライトな気分になって準備不足でレースに臨むとか、オーヴァーペースで突っ込むとかは避けねばならない。
夕飯には餅も喰って、用意は万端だ。
天気以外は。


♪ Ladie's Night (Treat Her Like Heaven) - R. Kelly


2012年11月 9日(金)

夜泳ぐ

夜、スイミングスクールへ。
今日になってみたら脚の痛みと強張りもほぼ消失しており、安心した。
レッスンは平泳ぎとバタフライのドリル。
水の中でジッとしているとすぐに寒くなってくる季節になったものだ。


♪ Must Be Crazy - Andrew Gold


2012年11月 8日(木)

ちょいピンチ

レース3日前の今日は、5分40秒/kmペースで5.28km。
あとは明日、1時間泳いでコンディショニング、と思っていたのだが、ここにきて両ふくらはぎに嫌な痛みが生じてきた。
常のストレッチ不足が祟ったか。
やっぱり体幹スイッチエクササイズせなあかんかな。
そして週間天気予報は、日曜だけポッカリと雨。
誰か何とかしてくれい。


♪ 願いの詩 - コブクロ


2012年11月 5日(月)

涙も鼻水も涎も垂れる

今日は年に一度の人間ドック。
私は毎日割とちゃんと朝食を摂るので、昼まで絶食はなかなか辛い。
そして今日は胃の内視鏡検査(経鼻)、いわゆる胃カメラでえづいてしまい、結構苦しかった。
昨年まで毎年担当してくれていた熟達したヴェテラン女性医師が今回はおらず、別の女性医師だったということと無関係ではないだろう。

夜ランは後輩・Aと。
そんな大層なもんでもないんだが、一応調整期間ということにして、軽めに5分50秒台/kmのイーヴンペースで5.2km。
雨が降っていたらトレッドミル行きだな、と半ば覚悟していたのだが、降らずに外を走れてよかった。
今夜はだいぶ暖かかったな。


♪ Top Of The World - Diana Ross


2012年11月 4日(日)

12年目

昼、水槽の掃除と水換えを行う。
60cm水槽の緑藻が凄いことになっていた。
直射日光が当たりがちな季節だなあ。

過ぎる10月25日に、入籍から丸11年を迎えた。
10日ほど遅くなったが、家の近所にある日本料理店「子孫」にてささやかながら祝いの晩餐を食してきた。

門の看板

さすがにミシュラン三つ星、店構えも趣きがあるし、もちろん供される品はどれも申し分ない。
梅肉醤油と一緒に出てくる造り、穴子と銀杏のつと蒸し、蕪と鴨ロースの炊き合わせ、温玉とろろごはん、麦きんとん等々。
秋の情緒たっぷりの笊に載った小品の数々は、見目も鮮やかだった。

左下が梅肉醤油藁包みのような入れ物が「つと」この季節、蕪が美味いとろろの下にごはんが隠れている水菓子の後に和菓子が出てくる笊の上に秋が載っている

全般的に味付けが薄めなことも、我々の好みに合っている。
接客も良く、落ち着いた雰囲気の中、贅沢な気分で祝膳を頂いた。


♪ Fall To Pieces - Velvet Revolver


2012年11月 3日(土)

本番1週間前のロング走

今朝は北山ダム&甲山森林公園方面へロング走。
2時間7分39秒、先週より少しだけ短いが、高度上昇値は392mに達する山岳走となった。
日向はそこそこ暑いものの、陰に入ると急に体感温度が下がる。
珍しく途中で小用を足すこととなり、発汗量が減っていることが窺える。
森林公園の中にある、みくるま池越しに甲山を仰ぎ見ると、目に飛び込んでくる手前の色とりどりの紅葉がとても鮮やかで美しい。

風は冷たいが晴れていたので、テラスにハンモックを吊って、ゴロンと読書。
これから順当に寒くなっていくとしたら、今年はもう最後かな?
ヒヨドリがけたたましく鳴いている。

ハンモックを吊った

妻が少し風邪気味なので滋養のあるものを、ということで、参鶏湯目当てで越木岩筋にある「成田屋」へ。
総身が骨までグズグズに煮込まれた鶏、トロリとしたスープ、巨大な朝鮮人参やナツメ等、値に見合う逸品であった。
私も夕方、油断して薄着で庭木に水やりをしていたため、ちょっと頭が痛くなりかけているのだが、これは温まった。

参鶏湯


♪ Shock Rock - T.Rex


2012年11月 2日(金)

金曜スイム

本日はスイミングスクールへ。
前半はクロールと背泳ぎ、後半はバタフライのドリルだった。
距離が少ないので疲れることなく、最後のバタフライも体は動いていたと思うが、全身のうねりというか上半身と下半身の連動がいまいちしっくりこないのであった...。


♪ If - Joe Satriani


2012年11月 1日(木)

バスケットボールの話

さらにほんの少しだけペースを上げて、平均5分33秒/kmで今宵は6.19km。
お伴はAくん。
走り始めはさすがに寒いな。

今年度の巨額赤字の見通しを発表したパナソニックが、バドミントン部とバスケットボール部の休部も同時に正式表明した。
バドミントンに関してはまったくの門外漢だが、一バスケ好きとしてトライアンズ(未だにスーパーカンガルーズの方がしっくりくるのだが)の活動休止には少なからずショックを受けている。
が、理屈の上では、本業が結果を出せていない以上、いわば余技であるスポーツクラブ活動にこれ以上金を使うことはできない、という判断が至極真っ当なものに過ぎないことももちろん自明だとよく分かる。
だからこそ、なぜ早く一元化したプロリーグを作らないんだ、日本バスケットボール協会さん? という憤慨をまたしても覚えてしまうのだ。

かつてこのブログでも、福岡レッドファルコンズの問題が発覚した時に僭越ながら外野から勝手なことを書かせてもらったが、当時から7年近くが経過した今も、本質的な状況はまったく変わっていない。
去年だったか一昨年だったか、JBLとbjリーグがごく近い将来に一つになって新しいプロリーグを創る、なんて発表があったけれども、いつの間にかそれも反故にされ、来年からスタートするNBLとやらも、結局はほぼbjからはチームは参加せず、実質JBLの単なる後継リーグに過ぎない。
JBAだかトヨタだが知らないがとにかく既得権益にしがみつく老害あるいは変革を恐れる盲目的な真正保守人間たちによって、組織の合理化が明らかに妨げられている。
客から金を取って見せる興行としてスポーツを成立させるためには、他に本業を持つ企業体にサラリーマンとしてプレイヤーが籍を置く、なんてスタイルが今やもう通用しなくなりつつあることは誰にでも感得されている。
例えばこのたびのパナソニックのように単年度の赤字額が7650億円になろうなんて時に、その企業が保有するスポーツクラブが存在し続ける方が有り難いのは理論的に正当なのだから、スポーツ興行そのものを営利目的とする企業がそのチームを運営すればこんなことは起こらない、という筋道だって簡単に分かるはず。
もちろんその場合でも、客の入りが悪くて利益が出なければ経営母体が替わることもあるだろうし、引き取り手がなければ解散に追い込まれることだって充分にありうる。
だがそういったケースは、本業不振によって経費節減のために一部署が閉鎖されるような休部劇とはまるで性質が違う。
ファンに悲しみは与えるだろうが、今回みたいにいまいちストンと腑に落ちない違和感のようなものは生まないはずだと思う。

相変わらず対立が続いているJBL=JBAとbjリーグだが、プロスポーツとしての演出、パフォーマンスにより力を注いでいるbjリーグよりも、旧態依然とした日本リーグ時代をそのまま引きずったような雰囲気のJBLの方に、有望で能力の高い選手が集まっている、という現状もまた変わっていない。
試合の魅せ方は面白いんだけど残念ながら日本のトッププレイヤーたちが集結しているとは言えないbjリーグと、エンターテインメント面は未熟だけど間違いなく日本代表クラスが揃っているJBL、という不可解な"ねじれ"が日本のバスケットボールシーンには存在している。
ただでさえ裾野が狭い我が国のバスケットボールにとって、これは間違いなく大きな不幸なのだ。
原因が何なのか、どこにあるのか、それもバスケットボールを愛する日本人には見えている。
ゲームの前後には洗練された演出が施され、コートの上には日本代表を争うトッププレイヤーたちが...、というリーグを私たちが目にすることができる日は訪れるのだろうか?

こうなったら河内さんしかいません、お頼みします。


♪ Plastic Man - The Kinks