京都の友に
午前、敷地を見に行ってから、「Fru Full」へ。
なしジュース、ぶどうジュース、フルーツサンド、バナナのクレープでランチを摂った。
なしジュース絶品。
白桃ジュースとドライフルーツ詰め合わせのギフトを買い、一路京都へ。
7年前より京都で「nokiro-art-net」というショップを営んできた学生時代の友人・S夫妻が今月いっぱいでこの実店舗を閉めて夫の実家の福山へ戻り、今後はオンラインと展示会中心のスタイルに転向することを決めたというので、最後に店に顔を出しに行ってきた。
閉店が決まってから常連さんや取引先の人たちがたくさん来ているみたいで、今日我々が伺った際も盛況だった。
この店はいわゆる京町家を改装した構えを持ち、契約している多くの作家たちの手による食器や照明、家具などを取り扱って販売しているのだが、のみならず、顧客のオーダーに合わせた一点もの、ワンオフの生活用品をプロデュースするという業務もウリにしていた。
かくいう私もファックス台やCDラックをかつて作ってもらい、今も愛用している。
京都で生まれ育ったわけではないS夫妻が、安定した職を捨ててこの町で商売を始め、もちろんいろいろなことがあったことと思うが、それでもこれまで7年間、知恵と工夫と愚直な努力を重ねて立派に生業として続けてきたことは、本当に称賛に値する。
そして彼らが選びとったこれからの道程も、心から応援したいと思う。
板原摩紀さんという作家さんの茶碗などを購入した。
京都まで来たついでに、妻がピラティスの生徒さんから教えてもらった漬物店「村上重本店」へと行ってみる。
漬物をいくつか買った。
客足途絶えず、さすが。
坂本龍馬絡みで最近頓に有名になった「鳥彌三」、ではなく、そのすぐ隣にある「いしがま亭」という料理店で夕食。
サラダ仕立ての鯛のカルパッチョ、鴨ミンチのスープ餃子、鴨モモ肉の柚子胡椒焼き、鴨ロースと九条ネギのピッツァを頼んだ。
スープ餃子はとても美味かったが、楽しみにしていたピッツァはマヨネーズ掛け過ぎでちょっと残念な風味に。
ネギの量も、食感がちょっと分からないほどに少なめだった。
なかなか飛び込みで入って、ここぞという店には巡り合わぬものだね。
京都はやっぱり遠いなー。
市内の渋滞が酷かったから疲れもひとしお。
♪ 長男 - 山崎まさよし
コメント
村上重本店、意外とお店で作ってる漬物って少ないんですよね~~。
つぼ漬けたくあん だって しば漬けだって、外部の業者頼みです。がっかり。
Posted by: 由良川 | 2010年9月27日 23:00
中で作ってるから、とかそういった要素を当てにしているわけではないので、モノがおいしければそれでいいと思うんですが。
Posted by: FT到達光士 | 2010年9月28日 22:57