イヴェントだらけ、人間椅子と肉団子で締めた日曜日
日曜午前は池田市石橋の某所を訪問、有意義な時を過ごす。
西宮に戻り夙川の「馳走 侘助」で昼食を喰ったのだが、その時に駐車違反シールを例の2人組に貼られてしまった。
ガクッ。
午後、建築家・A氏のお手引きにより、故・石井修氏が設計した「目神山の家22」の見学会に参加させていただく。
見学者は建築家数名を含む20名ほど。
周囲の深い緑と調和する、小ぢんまりとしていながらも素晴らしい山荘風の家であった。
石積み階段になっているアプローチも実に気持ちがいい。
一旦家に戻ってから再び出発、心斎橋の「OSAKA MUSE」に行き、人間椅子のライヴを観る聴く。
「疾風怒濤」ツアー。
定刻の18:30を5分ほど過ぎたばかりでショーは始まり、まずは「鉄格子黙示録」で幕開け。
続く「羅生門」の演奏があまりに凄くて、鈴木研二と和嶋慎治のコンビネーションが凄過ぎて早くも感動の落涙。
以下、順番に多少の前後はあるが、「蟲」、「死神の饗宴」、「りんごの泪」、「どだればち」、「水没都市」、「塔の中の男」、「深淵」、「品川心中」、「地獄」、「心の家事」、「道程」、「相克の家」、「人面瘡」、「針の山」で本編が終わり、アンコール1が「幸福のねじ」、「ダイナマイト」、そしてアンコール2が「どっとはらい」で締め。
今回の公演はライヴCD化を予定して録音されているとのことで、それをネタにしたMCもいくつか。
肝心の演奏だが、前半こそキレキレで冴えまくっていたものの、後半にいくにつれてなんだかいつもらしくなく雑になっていったような印象。
ご本人たちのノリはずっとハイのまま、そしてオーディエンスのパワーも徹頭徹尾力強かったが、珍しく演奏に小さなミスが目立った(しかしながらそれでもスリーピースバンドとしてのライヴパフォーマンス&テクニックは超絶的なレヴェルだが)。
ミキシングも良くなかった。
とはいえ人間椅子のライヴ、メチャメチャ楽しんで足は棒と化し、声は枯れた。
心斎橋界隈のインテリアショップ巡りなどをしていた妻と合流し、千日前の中華料理店「紅蘭」で遅めの晩飯。
混んでた。
かなり久々に来たが、肉団子の唐揚げはやはり絶品。
店内で点いているアナログテレビの選挙特番がサンテレビという、ザ・大阪を体現するディープな空気に沈降、味わい尽くして家路に就いた。
♪ 幸福のねじ - 人間椅子