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2009年11月22日(日)

「Disney's クリスマス・キャロル」鑑賞

「109シネマズHAT神戸」に「クリスマス・キャロル」を観に行ってきた。
吹替のデジタル3Dヴァージョン。

概ね原作に忠実な作りになっていたようだが、ディズニーがわざわざアニメにしたということで、比較的低年齢層の鑑賞者もターゲットにしているはず。
であるならば、スクルージの守銭奴ぶりだとか底意地の悪さといった、本題を強化する導入部分はもう少し分かりやすくなるようにアレンジをしてもよかったのではないかな、という気もしないでもない。
実際、劇場には小さな子供を含む家族連れが多かったが、普遍的なテーマとはいえ、キリスト教文化圏ではない我が国の子供たちにその主張のどれほどが伝わったことか…。

「クリスマス・キャロル」は私にとって、おそらく高校生か大学生ぐらいの時だと思うが、実写版のクラシカルな映画をテレビ放送で観て、感銘を受けた思い出の作品。
そういった意味合いもあって、今回のものもノスタルジックな想いを抱きながら観ることはできたが、正直言ってそれ以上の感動はなかったかな…。

声優の山寺宏一さんはとても良かった。
やはり吹替は話題性だけのタレントや畑違いの著名人ではなく、高いスキルを持った専門職の方たちにお任せしたい。

3Dは確かに面白いけど、専用メガネのレンズ部分が暗くなっているため、必然的に映像も輝度が落ちてしまうのがちょっといただけない。


♪ Sorry - Guns N' Roses


コメント

久々に映画館に観に行こうかなーと思ってるんですが、3Dにしようか、ふつうので見ようか、思案中です。
3Dだと、なんだか酔いそうで(笑)

吹き替えはプロの声優で。
は、私も実にそう思います。売り出し中のアイドルなんかに下手な声をあてられたら、せっかくの作品が台無し…(ー_ー;)
ちなみに、アメリカではアニメなんかに有名俳優を使うのは当たり前で、欧州はプロの声優を使うそうですよ。

この作品、字幕版のスクルージ役はジム・キャリーが演じていたようですが、聞けずにちょっとガックリ!
でも山寺宏一さんだから納得できました。
それにしてもうちの近くの映画館、字幕版は1日1~2回ぐらいしかやってなくて(それも早かったり遅かったり、イヤ~な時間帯)、吹替版中心の上映スケジュールなんですが、ちょっと是正してほしい…。

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