豚生レヴァーを喰いに行こう会
つい先日も行ってきたイタリアンレストラン「アルテシンポジオ」の荻堂シェフに以前より、「豚の生レヴァーを食べさせてくれる店があるらしいのでぜひ一緒に...」と誘っていただいていたのだが、ついに昨夜、その会合が実現した。
22:40、仕事が終わった荻堂シェフを拾い、神戸へ向かった。
場所は三宮駅のやや北西、東門街の方に行ったところにある「城戸」という味のあるホルモン屋さん。
この店は実は荻堂シェフも初めてで、元々の紹介者であるTさん夫妻とここで合流、計4人で深夜の食事会と相なった。
基本的に豚のホルモン尽くしのお店のようで、ガツの刺身や、心臓、タン、腸に胃袋の串焼きといったところが実に豪快かつ味わい深く、美味い。
カットは大きめ、焼き具合も言ってみれば雑な部類ではあると思うが、それでも純粋に美味かった。
そしてメインイヴェントである豚生レヴァーも、歯応えがまた牛とは違ってしっかりしており、ほんのりと残る後味も含め、こりゃ初めて食べる味だ。
隣の荻堂シェフも「これは美味いな~」と唸っていた。
ちなみに今シーズンはまさにこの日から生レヴァーを提供し始めたとのことで、初物だ。
最後には「城戸スペシャル」と名付けられた、各種ホルモンに細麺うどんが加わり、濃厚なタレで絡められた一品も出てきて夜中に腹いっぱい。
店主のおっちゃんも何だか初めて会った気がしないユニークな方で、初対面のTさん夫妻との会話も併せて非常に楽しいひと時であった。
帰ってきたらもはやこんな時刻。
♪ Shadowplay - Joy Division