オーヴォリ初採食
「アルテシンポジオ」の荻堂シェフから、「オーヴォリ(卵茸)というなかなか珍しいキノコが入荷したのでぜひ…」というありがたいメールをいただいたので、これは行かぬわけにはいくまいというわけで今晩妻と行ってきた。
オーヴォリは日本の山にも自生しているらしいが、今回のはイタリアもの。
確かに流通量は少ないようで、私も初めて。
そのオーヴォリはカルパッチョ、つまり生と、パッパルデッレの具としていただいた。
生で食べてみるとその味わいは非常に淡白でシンプル、歯応えはしっかりとしており、サワークリームベースで塩、胡椒が効いたソースとよく合う。
パッパルデッレに入っていた火を通したものは、生のものよりもキノコ然とした風味が少し強まり、これまた絶品の生パスタと相まって素晴らしく美味かった。
その他、スズキとナスのインパデッラ、剣先イカのソテー、ウサギのローストなどを食べたが、ウサギ肉の皿の上には左右半分に割られた頭部が載っていてビックリ!
これは特別サーヴィスのようで、クセのある白子のような脳味噌、そしてボディとはまた一味違う、ゼラチン質の頬の肉など、レアなものを食べさせていただいた。
それにしてもこうしたものを出す場合、「いかがですか?」と一度客に訊いてから供すものと思うが、その辺荻堂シェフは心得てくれていて、「FTさんなら絶対お好きだろうと思って勝手に出しちゃいました」とのこと。
大正解。
盛り沢山のデザートまで完食して、腹いっぱい。
♪ Thikhathali - The John Scofield Band
コメント
うーん。昼食はカップ麺かパンなどという情けないおこもり生活をしてる私としては、とりあえず「いつか絞め殺させてください」としか、言いようがありませぬ(笑)。いやあ、ほんとにうまそうですわ。この日記の記述で、カップ麺が3つは食べられます。
Posted by: いっちい | 2008年8月10日 00:53
結局カップ麺ですかい!
体が資本、その資本を作る食べ物は大事ですよ〜、野菜もりもり食べてください。
Posted by: FT到達光士 | 2008年8月10日 19:51