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2007年9月 6日(木)

物欲お化けと昭和の参謀お化け

「何かと物入りな時期だねえ」なんて、1年中言っているような気がする。
そろそろ買い替えなきゃ、あるいは買い足したいな、と思っているものを妻と合わせてザッと挙げてみただけで、デジタル一眼レフ、炊飯器、掃除機、オーヴン電子レンジ、パソコン、プリンター、CDラック、ソファ、腕時計、などなどなど…。
生活の中にこんだけいろんな機械が入り込んでたら、“買い替え時期”なんてもんは文字通り1年中、切れ目なし。
こんなん全部買えるわけねーだろ!
と無力感に包まれて、ピラティスレッスン帰りの妻と待ち合わせ甲南山手駅近くの「パッセジャーレ」でパスタを喰って帰ってきた晩。

話は変わって、うちは読売新聞をとっている。
不配が多くてその後の対応がまずい最寄り販売店には相応の不満があるけれど、新聞としては記事のスタンスが概ね好みなので(といっても積極的支持ではなく、朝日と比べれば、という点に負うところが大きいが。特に北朝鮮関連の記事の内容は異常だ、朝日)。
ところが、昨日付の読売新聞朝刊の「編集手帳」はどうだ。
先日死去した瀬島龍三氏を、表現は控えめだが賛美する内容。
まあ読売らしいっちゃあらしい書き方だが、いくら時代そのものがとち狂っていたとはいえ、さらに狂気を煽るあの戦争へと国を導いた1人である彼の人生をこうもあからさまに肯定するというのは、彼(だけではないが)の責で死んでいった者がいかほどいたか、ということを鑑みると、読んでいて気持ちのいいものではなかった。


♪ Lazy - Deep Purple


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