大学時代のバンド仲間、M山くんとともにGuns n' Rosesのライヴに行ってきた。
本来4月にやる予定だったのが延期された振替公演。
無事に行われて何より。
会場はインテックス大阪。
17時開演ということで、16:30には現場に到着はしたが、まずは前座、オープニングアクトのパフォーマンスがあるみたい。
ムックというらしいそのバンドには悪いが、オールスタンディングなのでちょっと中に入るのは勘弁してもらって外で座って時間潰し、彼らが終わった18時に入場した。
まあ半ば覚悟はしていたとはいえ、そこから1時間半待たされ、GNRが出てきたのは19:25…!
とにかくアクセル・ローズと愉快な仲間たちのことなので、まず姿を現すかどうか、そして公演の内容にも一抹の不安があったことは否定できないが、杞憂に終わった。
初っ端は「Welcome To The Jungle」、これはオーディエンス盛り上がる。
私的にも、20年近く前、まさにバンド小僧まっしぐらだった頃に文字通りトップに君臨していたHRバンド、GNRのアクセル・ローズが、彼以外はたとえオリジナルバンドの面影はなかろうと、目の前で「Welcome To The Jungle」を歌っているその事実に、少なからず感動した。
1stアルバムから「It's So Easy」、「Mr.Brownstone」と続いた後は「Use Your Illusion」から「Live And Let Die」、再び1stから「Sweet Chiled O' Mine」と流れて、さらに新曲も披露。
新曲はアンコールも含めて確か5曲ほどやっていたと思うが、コーラスを多用したGNRらしからぬ曲や、ピアノをフィーチュアしたチューン、出る出ると噂されて早数年、なかなか出ないニューアルバム「Chinese Democracy」のタイトルソングらしい曲など。
ミディアムテンポで重めの楽曲が多かった、新曲は。
各メンバーのソロとそれに付随するメンバー紹介以外はまったくMCなし、立て続けに曲を演奏してショーは進行。
アクセルの歌唱は、まあピッチはアレだけども思っていたよりは全然ちゃんとしていた。
ハイトーンのシャウトも結構出てる。
ただ中音域の乏しさと低音のスカスカ具合は予想通りだったが。
まあそういった話の次元じゃなく、あれはあれでいい。
ちなみにヴィジュアルはやっぱり少し太っていて、年取ったレオナルド・ディカプリオみたいだった。
メンバー編成は、何とトリプルギターにキーボーディスト2名も加えて、全8名、たぶん。
ギタリストは1人はスラッシュとザック・ワイルドを足して2で割ったみたいな、1人は元気なイジー・ストラドリンみたいな、そしてフライングVを抱えたもう1人はおちょけ者であった。
ちなみにフライングV氏は松井秀喜のTシャツを着て、伊福部昭のゴジラのテーマを奏でるパフォーマンスを見せていた。
順不同で演った曲(新曲以外)を列記してみると、「Knockin' On Heaven's Door」、「You Could Be Mine」「Out Ta Get Me」、「My Michelle」、「November Rain」、「Rocket Queen」、「Don't Cry」、「Used To Love Her」、「Patience」、「Nightrain」といったところか。
「My Michelle」、「Rocket Queen」なんかは、ライヴで聴くと抜群にいい。
「Rocket Queen」カッコいいなあ。
M山の好きな「Civil War」は演らず残念。
「November Rain」ではアクセルのピアノも聴けた。
本編最後は「Nightrain」で、特効もド派手に、盛り上がった。
そうそう、特効含めた演出も失礼ながら思っていた以上にしっかりしていた。
ソロから曲に入る流れとか。
アンコールは新曲2曲と、「Paradise City」。
もうお約束ってカンジ。
いやあ、素晴らしかった、我が青春の1ページ。
M山を私の車に乗せて西宮に連行し、妻も拾って3人でお好み焼き店「来たろう」で遅い晩飯。
塩そばもお好みももちろん美味いが、やっぱりここのねぎ焼き最高。
初めて食べた「大貝ときのこのバター炒め」という一品も大層美味かった。
♪ Rocket Queen - Guns N' Roses