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2007年2月28日(水)

スティーヴィー・ワンダー ジャパンツアー2007

昨晩は妻と朝潮橋にある大阪市中央体育館へ、スティーヴィー・ワンダーのコンサートを観に行った。
多少高をくくって車で行ってしまったが、中央体育館の駐車場はもちろん、ファミレスも含めて付近の駐車場は見事に満車の上に空き待ちの列、そりゃそうだわな。
仕方なく私が忌み嫌うドキドキパニック路駐アドヴェンチャー。

せっかくダッシュで間に合わせたのに、19時開演予定のコンサートは押しに押しまくり、結局始まったのは19:30。
ロックバンドならまだしも、彼のようなアーティストでここまでルーズなのはちょっと珍しい。
何かワケありか?

そんなカンジでアタマからドップリと入り込めたわけでなく、また実際の音の方も、CDで言うならオーヴァープロデュース気味、ヴォーカルを始めシンセなど各種音にかけられているエフェクトが煩わしく、生感は乏しい。
とはいえ、前半のクライマックス、「You Are The Sunshine Of My Life」に引き続き聴こえてきたチェンバロのイントロ、ぬぬ、これは私の大好きな「Higher Ground」だ。
そしてさらに同じくチェンバロが印象的な「Superstition」に続くと場内はオールスタンディングのダンシング。
盛り上がってきた。
ちなみに編成はスティーヴィーの他、ギター×1、ベース×1、ドラム×1、パーカッション×1、キーボード×1、トランペット×1、サックス×1、コーラス&ダンス×4の総勢12名。
そして御年56歳のスティーヴィーは見事にでっぷりと太り、禿頭の面積が広がっていた。

後半に差し掛かり、スティーヴィーが音楽の先生よろしくピアノを使って観客にいろいろなハミングをさせる、いかにもアメリカ的コメディタッチ溢れるMCの流れからそのまま「My Cherie Amour」、「I Just Called To Say I Love You」、さらには「Part-Time Lover」へと、サビやコーラスをオーディエンスに歌わせながらのパフォーマンス。
これはこれでまあいいけど、俺も歌ったけど、できれば観客の歌じゃなくて、フルヴァージョンの楽曲をちゃんと聴きたかった。
特に「Part-Time Lover」なんかは。

ショーの最後はメンバー紹介、そしてスティーヴィーがあいさつをして終わり。
アンコールもなかった。
曲で終わるんじゃなく、まるでInterludeのまま幕を閉じたような。
ある意味斬新。
とことん大人のショー、というカンジだった。
「Sir Duke」や「Uptight (Everything's Alright)」なんかを演らなかったのはちょっと残念だったな。
車は無事だった、今回は。


♪ Higher Ground - Stevie Wonder


2007年2月27日(火)

2人の大きな子供?

昨日は午後から水槽の掃除と水換え。
今回は2週間ぶりだったので汚れるところは結構汚れており、ビフォア-アフターのギャップが気持ちよい。
元来掃除と名の付く作業が大嫌いな人生を幼少の頃より送ってきたが、掃除好きの人の気持ちが少し分かる気がする瞬間。

晩は、夙川にあるイタリアンレストラン「アルテシンポジオ」のオーナーシェフ 荻堂さんと2人で食事に。
いつもは荻堂さんの店で、客とシェフという関係だが、昨晩はまったく別のお店で、友人として。
新鮮だ。

連れて行ってもらったのは近所の「八代」という熊本料理店。
よく行く沖縄料理店「とよもと」の真裏にあるお店で、そういえばよく前は通っていたが、入ったのは初めて。
ここは荻堂シェフオススメ、熊本料理店なので馬肉なんかももちろんあるが、熊本とは縁も所縁もないはずの変わった食材も置いてあるというお店。
昨晩は馬刺しの他にあざらしやワニの肉、マグロの尾の身、セロリのきんぴら、ぎんなん、クレソン、自然薯などを食べた。
全般的にちょっと味付けは濃いめだが、面白さも手伝って箸が進む。

料理にも増して面白かったのが荻堂シェフとの会話。
さすがに一流のプロフェッショナル、食材に関して話しているといろいろ勉強になるし(なれ寿司と握り寿司、タスマニアのサーモン、ナスの味など)、またその他にも、旅、家族のこと、動物園と水族館、お互いのエコ観、お笑いについて、車、昆虫、恐竜、ガラパゴス、アボリジニ、果てはUMAに至るまで話題はまったく尽きることなく、非常に楽しいひと時となった。
共有できる価値観が多い人だということも分かった。

気がつけばもう3時、狭いカウンター席で3時間以上も話し込んでいた。


♪ That's It - The Cars


2007年2月26日(月)

LANによるファイル共有も完遂、そして「真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝」

外付けHDDはAirMac ExtremeベースステーションにUSB接続してWindows、Mac双方のマシンからアクセスするとどうも不安定なので、データ転送はWindowsマシンに直接つないで行い、また懸案だったiTunesライブラリの共有は、Windowsマシン内に置いたままの音楽ファイルとライブラリを記したxmlファイルにMacのiTunesからアクセスすることによって一応は解決、ようやくあらかたの作業一通りを終えたような気がする。
ただこの設定だとMacBookで音楽を聴くときにもWindowsのiTunesを立ち上げとかなくちゃいけなかったり、MacBook側のiTunesでの再生回数更新やレート変更などは不可だったり、リヴィングルームのアンプの背から出ているオプティカルオーディオケーブルを差し替えなきゃいけなかったり(これは設定とは何の関係もないか)と少し面倒な点はあるけれども、妥協点。
まあiPodも持ち歩けば外でMacBookで音楽を聴くこともあるまいし、25GB超の音楽データをMacBookの80GBという限られたHDに入れなくても済むし、新しい曲を追加するたびに手動で同期させなくてもいいのでよしとしよう。

夜、数日前に届いていたDVD「真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝」初回限定版を視聴。
「えっ? ここで終わり?」という物足りなさ(特にオリジナルストーリーが少なすぎ)がまず観賞後始めに。
時間も短く、劇場公開用でなくOVAだからいろいろな手間をセーヴした、という印象は残念ながら否めない。
新生クリスタルキングによる再録「ユリア…永遠に」のアレンジもちょっと勘弁してほしい…。
原曲があれだけ感動的なチューンなのにぶち壊しじゃないか。
いくつかの意味で秀逸だったのは、宿命の犬 トビー。

もうすぐ公開予定の「ラオウ伝 激闘の章」は大丈夫だろうか。
まあ「北斗の拳」というだけで無条件に観てしまう僕にとっては大丈夫も何も関係ないのだが…。

ここ数年、さまざまなメディアやフィールドにおいて「北斗の拳」ブーム再燃の動きが著しいが、連載当時からのコアなファンの1人として、武論尊&原哲夫両師匠はもう少し「これはやめてくれ」とダメ出しをしてもいいと思う。
というかしてほしい。
懐が深すぎるというのかこだわりがないというのか…。


♪ When I'm President - Extreme


2007年2月23日(金)

ケーキ→生パスタ→ふぐ 

昨朝起きると僕は1人で、つまりすでに妻は仕事へ出立、そして前日から泊まっていた義母と義理の叔母も外出しており、甲陽園の洋菓子店「ツマガリ」でケーキなどを買い込んでほどなく帰ってきた。
そのケーキなどをほおばった後、大阪を少しうろついてからそれぞれの家(名古屋と横浜)に帰るという2人を車で梅田まで送り、そのまま会社へ。

昼は「Nアルチェントロ」の生パスタを、そして晩は上司や先輩たちとともに桜ノ宮にある「でん」というふぐ料理店でコースを喰ったという、食事に関しては非常に充実した1日であった。
特に「でん」のふぐは、この値段でこれが喰えるかというほど、美味かった。
あの唐揚げは最高だ!


♪ Balanced Chaos - Roni Size & Reprazent


2007年2月22日(木)

激烈な花粉攻撃に苛まれている眼球にさらに重荷

昨日から名古屋在住の妻の母(義母)と、横浜在住の彼女の妹(僕から見たら義理の叔母)の2人が我が家に泊まりに来ている。
山口県にある彼女たちの実家などを回ってきた旅路の帰途らしい。
昨晩は妻と3人で楽しく外食もしてきたようで。

それを横目に僕は、会社から帰宅後ほどなくして相も変わらずPCいじり。
一昨日購入して取り付けた外付けHDDだが、Windowsから一度に送ったデータがあまりに膨大だったためか、確かにコピーしたはずなのにどちらのマシンからもどうしてもアクセスできないフォルダがある。
おまけにその親フォルダを削除しようと思っても、「アクセス権がありません」とか何とか。
え? 俺、ネットワークの管理者アカウントなんですけど…。
どうにもいかなくなったので、再フォーマット。
いろいろとWebを検索などしていたら、FAT32フォーマット(今回買ったHDDの初期設定)だと、ファイルが大きすぎる場合Windowsとは相性が悪い可能性があるとかないとか。
ふーむ。
でもWindowsとMac、両方からアクセスしないといけないから今回もFAT32でフォーマットしたけど、今度はコピーするデータ量を少しずつ小分けにして試してみよう。

また、昨日届いていたウィルコムのUSB接続用データ端末 “DD”と、それに挿すSIMカードの“RX420AL”をセットアップ、AIR-EDGEでのインターネット接続にも成功した。
実はそもそものウィルコムの設定ではDDにセットされているSIMは“RX410IN”という商品なのだが、これは回線速度がちと遅い。
DDでは8xは使えないので4xしか選択肢はないわけだが、その4x対応のハイスピード(比較的)SIMである“W-OAM”という規格が今は実用化されており、僕はそれをカヴァーしているRX420ALが使いたかった。
その場合、まず店頭でRX420AL、つまりSIMカードのみの分ということで回線契約をし、その上でオンラインのウィルコムストアなどでDDの単体を別途買い求めなければいけないのだ(新規契約や機種変更ではない端末機器のみの販売は店舗ではしていないらしい)、ということを先日ウィルコムカウンターに行った時に教わり、へーと思った次第。
こんなことは聞かなきゃ分かんない。
ちなみに、デフォルトのRX410INの場合、最大回線速度は128kbps、W-OAM対応のRX420ALなら204kbpsとのこと。
ちょっとの差だけどこれが意外や大きい?

余談ながら義母と義理の叔母はもちろん今はグッスリ、デスクトップPCが置かれているすぐ近くに布団を敷いて眠っているので、普段と違い僕はもう寝室に引き蘢っているのだが、モバイルを入手したのでこうして雑記もUPできているというわけだ。


♪ Fight Fire With Fire - Matallica


2007年2月21日(水)

外付けHDD共有

昨日は仕事帰りにヨドバシカメラに寄って外付けハードディスクドライヴを購入、帰宅してさっそくAirMacベースステーションにUSB接続しての共有を試みる。
Windowsからも参照するための、MacBook側の共有設定がちょっとだけややこしかったけど、前日の苦労を思えばなんのその、比較的スムーズに成功した。

AirMac ExtremeベースステーションとBUFFALOのHD-HU2 250GB

少し前までは、自分が家で複数のPCを使う(それも別のOSで!)なんてまったく想定もしていなかったから、ネットワーク関連の知識を微塵も身に着けることなくこれまできてしまったけれど、それが災いしたかも。
深い。

うれしくてWindowsマシンに入っている音楽ファイル(総量25GBあまり)をまずは手始めにとコピーし始めてみたら、何時間掛かっても終わらない!
あー眠い。


♪ Son Of A Bitch - Nazareth


2007年2月20日(火)

MacBookから初投稿

かなり試行錯誤の四苦八苦したけど、何とかAirMacベースステーションを介して既存のWindowsデスクトップはEthernet接続の有線で、そして新規のMacBookは無線LANでインターネット接続に正午頃成功、もろもろのオンライン登録を済ませ、午後は久々に自転車に乗って出掛けてウィルコムのデータ通信を新規契約、さらにはミドリ電化で不足していた電源タップとLANケーブルを購入して帰宅、夕刻は近年になくNHKが力を入れ、また実際試合以外のいろいろな企画の放送も多くて個人的にはかなり楽しめた(さくら以外)NBAオールスターの録画を観て堪能、とどめの深夜にはプリンターの共有の動作確認を済ませることができた。
慌ただしくて脳ミソが痛くてたまらなかった1日を象徴するような混乱した長文が、上。
もう正直、しばらくデジタル機器はあんまり触りたくもない…、というぐらい疲れた。
携帯電話いじってるだけで嫌になった。
といっても設定や共有等、まだまだやらなければいけない作業は山ほどあるが…。
とりあえずはWindows上でのファイル共有は諦めて、外付けハードディスクをAirMacにつないで音楽や写真やドキュメントを共有する予定。


♪ Year 3000 Blues - Ten Years After


2007年2月18日(日)

「人間の美点は時代の解釈次第だ!」

本日12:30開演の「コリオレイナス」を観に、妻と「シアター・ドラマシティ」へ。
ちなみに大阪公演の楽日。

シェイクスピア原作、蜷川幸雄演出、唐沢寿明主演、他の出演は、もはや蜷川作品には欠かせない瑳川哲朗に、勝村政信、白石加代子、吉田鋼太郎ら。

いつもの蜷川演出通り、修辞に溢れたちょっと早口の長台詞は確かに平易でないが、個人的には好きだ。
翻訳ものであるという雰囲気を残しながらも日本語として心地よいリズム。
さすが、という言葉しかない。
特に今回はシェイクスピアなので、余計にそう感じた。
このあたりは「あわれ彼女は娼婦」「オレステス」などを髣髴ともさせる。

結構期待していた唐沢さんは連日の公演疲れか、明らかに声が本調子ではなかった。
「白い巨塔」でも見せたように、激情を持った酷薄な役柄も堂々とこなせる彼の演技そのものはもちろん素晴らしいが、こと発声に関してはやはり瑳川さんや吉田さんや他のヴェテランたちにはちょっと太刀打ちできない。
唐沢さんも若い頃から結構舞台の数はこなしているはずだけど…。

特に目を瞠るほどすさまじく迫力があったのが、白石加代子さん!
男性役者にまったく引けをとらないどころか軽く凌駕しているその肉声の通りよさに加え、間のとり方、目線の配り方、そして観客の反応を感じながらチョコチョコとアドリブ(おそらく)をかましてくるところなど、とにかく圧倒的!
すごい。

勝村さんは演技そのものはよかったと思うんだけど、やっぱりどうも軽薄というかコミカルなイメージが強くて、シリアスな役柄を演じられている様には個人的に少し違和感が。
もう少しコワモテの役者さんでもよかったような…。

世の中なんでも唯一の絶対的な価値観でぶった斬っていければいいけど、無論そうもいかないから誰だっていくつものスタンダードを時と場合に応じて使い分ける。
それができない不器用な主人公 ケイアス・マーシアスはただ自分の意思に素直に生きようとするがあまりに、どうあがいても抜け出せない底なし沼にはまり込み、苦悩する…。

プロットはたとえ単純でも、それを観る者、聴く者の五感を総動員させて伝えたいものを伝えきるならば、紛れもない傑作だ。
何度でも言うが、蜷川作品に外れなし。


アプローズタウンでパスタを食べて、ハービスエントへ行く。
ヨガグッズなどを扱っているショップで妻がピラティス用のウェアなどを購入。

それから今度は心斎橋へ。
数日前に不吉な予言をしたがそれに従い、ついにマッキントッシュのノートPCを買ってしまった!
型番がMA700J/AのMacBook(HDD 80G、2GHzのCore 2 Duo搭載、メモリは標準の1GBから2GBに増設)に、新しく出て日が浅いAirMac Extremeベースステーション、3年保証のAppleCare、そしてマイクロソフトのOffice 2004。

MacBookとAirMac Extremeベースステーション

まだ箱から出しただけの状態。
さあまずはLANから始めようかね…。
明日の朝はNBAオールスター観なきゃなんだけど大丈夫かな?


♪ Don't Let Me Die - R. Kelly & Jay-Z


2007年2月17日(土)

流氷ダイヴィングだって!

知床に流氷が接岸、「流氷ダイヴィング」のシーズンがやってきた、という意のニュースをポータルサイトで読んだ。

「流氷ダイヴィング」!

プロフェッショナルがそういったところで撮った映像などを観ることはあってもそのたびに、極寒の凍てつく海に潜るなんざとても素人には縁のないものだと勝手に思い込んでいたが、案外そうでもないようで。
今シーズンはさすがに厳しいが、これはぜひとも万障繰り合わせて近々に行ってみたいと切に感ず。


♪ Jessica - The Allman Brothers Band


2007年2月16日(金)

「スウィーニー・トッド」観劇

昨晩は妻と舞台「スウィーニー・トッド」を観に「シアターBRAVA!」に行ってきた。
宮本亜門演出、出演は市村正親、大竹しのぶ、斉藤暁、武田真治、城田優、ソニンら。

本来ならもっと大きな劇場で上演されてもまったく不思議でないスケールの芝居だが、これぐらいの席数がやはり観るにはちょうどいい。
ありがたや。

形式はミュージカルだが、宮本演出の意向でシンボリックな歌詞や歌い回しよりも、どちらかというと台詞に近い歌唱が優先されており、ストーリー展開とも密接に関わっているのがまた分かりやすい。
そしてオーケストラの演奏も上手く、また音の存在を声高に主張しすぎることなく、見事に芝居と調和していたように思う。

市村さんの存在感はもちろんのこと、大竹さんもフリートークをしている時のテンポとはまったく異なった鬼気迫る演じぶりがド迫力。
武田真治やソニンも非常にいい働きをしており、特にソニンの歌の上手さにはビックリした。
現在「ハケンの品格」にも出てたりする城田優、実は僕の好きな垣根涼介氏の小説「ヒートアイランド」の映画版(今夏公開予定)で主演もしていて、その映画のPR用の写真を僕が偶然見た時に、「こいつ誰だろう?」と調べたことがあるほど光っていたわけだが、この「スウィーニー・トッド」でも見事に演じ、そして歌いきっていた。

第1幕、そして第2幕の前半までは割りとゆるりと、時には笑いも起こりながら話は進行していったが、物語の終盤に差し掛かって俄かに高まる緊張感。
掌には汗が浮かぶ。
その波の到来の仕方がまた絶妙。

決して安いチケットではなかったが、満足できる舞台だった。

さらに今度の日曜日はいよいよ蜷川幸雄×唐沢寿明の「コリオレイナス」!


♪ Self Portrait - Blackmore's Night


2007年2月15日(木)

新たな物欲に屈服する日はもう目の前

遅まきながらノートPC購入を俄かに画策している。
今はデスクトップのWindowsを使っているが、検討しているのはMacBook。
ところがここにきて考えることが多すぎて…。
まず現代においてWindows搭載モバイルPCの主流は重量が1.5kg未満とか抜群に軽いのに比べ、MacBookは2kgを遥かにオーヴァーという機動性の悪さ。
さらにPCカードスロットがないという致命的な欠如点。
それでもデザインを含めやはり個人的にアップルに感じる魅力は小さくない(特に最近)。
にもかかわらずもしMacBookにしたならば無線LAN使用時を除くインターネット回線はやっぱりPHSにすべきか、いやFOMAを想定した支払額も考えてみるか、PHSカードをアダプターに挿してUSB接続したら速度は落ちるのだろうな? その場合8xも使えないんだろうな、WILLCOMのDDにすべきかな、家のWindowsとのLAN構築は上手くいくだろうか、共有とか同期とか、おおPLCを試すという手もあるか、次世代PHS、20Mbpsなんて出なくてもいいから早く実用化にならないかな、そもそもLeopardまで待つべきか、それとも安定しているTigerでいいのか、などなどなどなど…。
悩ましげな懸案事項が止め処もなく溢れてきて、もう脳と目が痛い。
客観的かつ合理的に考えれば考えるほど、Windowsにしとけばいいじゃん…? て自分でも思うんだけど、やっぱりMac買っちゃうんだろうなあ俺…。
エモーショナルレスキュー。


♪ 今夜はブギー・バック - スチャダラパー & 宇多田ヒカル


2007年2月13日(火)

女10人集まれば

昨日は妻およびその友達2人ばかりとともに芝居「朧の森に棲む鬼」を観劇しに行く予定だったのだが、どうにもこうにも仕事をしなければならず、僕の代わりにもう1人妻の友達に立ってもらい、妻を含めた4人が昼の松竹座に観に行ってきた。
妻曰くかなりよかったらしい。
市川染五郎主演、いのうえひでのり演出、脇は古田新太に阿部サダヲ。
面白くないわけがない、実に残念。

そして夕刻からはさらに妻の友人がワラワラと合流して我が家に集結、女10人による宴会が催されたわけである。
他人事のように書いているが僕も早めに仕事を切り上げ、19時に帰着、宴に加わった。
妻を除く9人中、6人は以前に面識あり、3人が初対面。

ちなみに囲んだ鍋は2種類、楽天市場経由で購入した鴨鍋とあんこう鍋。
美味であった。

20~30歳代の女性がこれだけ集えばそれはもう大方の想像通り阿鼻叫喚、そこかしこでフリもウケもサゲもない突発的会話が勃興し続けていたが、聞いていると皆本当に仲が良いのがよく分かって、妻はいい友人たちに恵まれて楽しく仕事をしているらしいなあ、と我がことのように喜ばしくもあった。
あ、ちなみに此度のお客人たちは皆妻の職場の同僚とか。
また、各人たちの個性というか性質のようなものもそれなりに掴みとることができて、なかなか興味深いひと時だった。
さらに、皆アルコールも相当いけるクチのようで、恐ろしい勢いで酒類が消費されていた。

なんとなく集合写真

22:40頃会は開かれ、妻と一緒に比較的遠隔地の川西市に住む2人を車に乗せて送っていくことに。
甲子園の近くに住む婚約者の家に行くという別の1名(いいカンジにお酔いの様子)を阪神甲子園駅で落として無事にその婚約者に受け取ってもらった後、いざ池田線を北上。
同じ兵庫県とはいえこっちと比べると天上世界とも言える彼の地に登っていくと、西宮を発つ時には10℃だった僕の車に付いている外気温感知センサーは3.5℃を示し、ディスプレイには「凍結注意」のアイコンと警告音が!
こりゃ大変だ。

翌1時前帰宅、ユカリンご苦労さんでした。


♪ Is It Luck? - Primus


2007年2月11日(日)

外洋と深海

今日も水槽4つの掃除と水換えをしたが、その際に120cm水槽用につながっている外部フィルター2つのうちの1つと、2つの60cm水槽に使っている外部フィルターをそれぞれ、合計3つの外部フィルターの内部も清掃した。
なので今回の作業時間も3時間あまり。
生き物を飼育している者の義務とはいえ、なかなかハードな十字架だな、いつものことながら。

水槽群

「NHKスペシャル」の「プラネットアース」シリーズのオンエアがついに終了した。
あとはDVDボックス 3を買うだけだが、まだ予約の受け付けは始まっていないみたい。


♪ Calm Before The Storm - Sheena Easton


2007年2月10日(土)

昭和の新婚旅行先ベスト1?

木、金と静岡 熱海&伊豆にロケに行ってきた。
橋本志穂さんとご一緒させていただいたが、非常に頭が良く気遣いも細やか、そしてプロ意識が高い方で、大きな助力を賜った。
また取材を受けていただいた方たちも本当に良い人ばかりで、「人に助けられた」という言葉がぴったりはまる仕事。
多謝。

今回の訪問先には、無農薬、有機栽培の野菜をご家族だけで育てている農家があったり、健康に特化した独自のサーヴィス提供に腐心する温泉宿などがあったりしたが、ここのところめっきり肉よりも野菜が好きで体調管理にも関心が向いている僕個人的にはとても興味が持て、また勉強になったロケでもあった。
余談ながら「道の駅」で食べた「スーパー石焼き漁師めし」も美味かった。
もひとつ余談ながら今朝のスタジオ本番に出演いただいたあの子も非常にかわいかった。

しかし今年に入ってからわずか1ヶ月あまりの間、本当に移動が多い。
プライヴェートでは名古屋とシンガポール。
仕事では北海道 函館&室蘭、東京×2回、長崎、で今度の静岡 伊豆が下見を含めて2回。
仕事でいろいろなところに行けるのは楽しいが、地元のおいしい料理などを味わう余裕がもう少しあればなおうれしいのになあ…。


♪ On Your Way Down - Little Feat


2007年2月 7日(水)

「ジョトォ」のケーキなど

今日は東京日帰り出張。
新大阪駅のホームで、最近頓に盛り上がっている陣内智則さんとバッタリ。
かつて春先の大阪 桜ノ宮で、ドブ川みたいに汚い川に忍者装束を着せて潜ってもらう、なんてハードなロケもご一緒したことがあるが、もうそんなことは決してさせられぬ、遠くへ行っちゃいましたね~、なんて。
本人は否定されていたが。
挙式まであと10日、さすがにちょいお疲れっぽかった。

音羽地区の某大手出版社で一仕事終え、帰阪…なのだが、ここであることをふと思い出し、銀座の三越に立ち寄る。
実はかねてより目をつけていた洋菓子店「ジョトォ」でケーキを買って帰ろうとひらめいた。
関西では京都の大丸にしか出店していないようで、なかなか行く機会もないので。

いざB1Fのショップに行ってみたら、なんと店先からデパート内の階段に至るまで、100人単位の行列が!
むむむと思いつつよく聞いてみたら、これは17時からのシュークリーム販売を待つ列だそう。
ここの店では12時と17時の1日2回限定でシュークリームを売っており、その人気たるや、この目で確かめた。
今日はすでに売り切れで間に合わなかったが、次機会があればこれもチャレンジしてみよう。

今回買ったのはモンブラン×2、かぼちゃプリン×1、ジョトォ(ショートケーキ)×1。

「ジョトォ」のケーキ3種

帰宅は結構遅くなったが、妻と分けて食べた。
これは美味い!
大人の味で貫かれたモンブランに甘くないかぼちゃプリン、そして生クリームが「ツマガリ」並みに美味なショートケーキ。
今夜のカラダスキャンが少し恐ろしい。

帰途、iPodから流れてくるボブ・ディランの「Just Like A Woman」を聴いていて思ったが、この曲の邦題「女のように」って、柳沢厚労相の一連の発言をある意味超越している意訳だなあ。
詞のニュアンスがまったく伝わっていない。

明日から再び静岡 伊豆へロケ、そして会社泊と2泊3日の旅だ。


♪ PERSPECTIVE - Yellow Magic Orchestra


「これも含めて、スーパーボウルなんです」

今、スーパーボウルのリピート放送をNHK BS1で観ているのだが、試合については詳しくないので置いとくとして、プリンスのハーフタイムショーがすごかったね!
バスケットボールと違いアウトドアのデカいスタジアムならではのド派手演出。
いやはやスケールが違う。
独立したコンサートイヴェント並みの手間隙を掛けているじゃないか。
そして雨が降りしきる中、「Purple Rain」。
おなじみのシークレットブーツとちょっといただけないノイジーなアドリブのギターソロを差っ引いても、素晴らしい。
プリンス観たくなった。

さらにすごいと言えば、JAL社長が自身の報酬大幅カットなどを含めた再編を発表とか。
年間収入は960万円に、個室も廃し、電車通勤も検討?
まあ当然と言えばそうなのかもしれないし、これまでの経緯に問題があったことも事実だろうが、ここまでの英断はなかなかできるもんじゃないと思う。
素直に、えらいなあ、と思った。
人間って大なり小なりその手中に収めた既得権を手放すことに関しては異常なほど抵抗するのが常。
だからこそ世の中はいびつに、醜く、そのピラミッドを変容させていく。
これを見習ってぜひともお役人の方々に血税の使途を考え直していただきたい、と望むのは無理があるか。


♪ When Doves Cry - Prince


2007年2月 6日(火)

「里山dining」見つけたり

今日は仕事終わりで妻と梅田で待ち合わせ、阪急ターミナルビル(17番街)に入っている「里山dining 野の宴」という店で夕食。
1人1890円のブッフェで、マクロビオティックまではいかないが玄米や無農薬野菜、オーガニック食品などを使ったとてもヘルシーな食事が摂れる。
それでいて、無用な侘び寂び感もなく、充分に美味で温かいメニューがたくさん。
初めて行ったけど、ここはマジで気に入った!


♪ Leper - Ministry


イヴェント宣伝

The spice of life

私も履いているTUZUMI DENIMSがプロデュースする音楽ユニット「RINGO SABOR」が初ライヴを行うイヴェントが今週末、マザームーンカフェ芦屋で行われます。
キューバンミュージックをベースにジャズやボサノヴァのテイストも加えたというその音楽、興味がある方はぜひ。
詳細はこちらをご覧ください。
予約or来訪される際、TUZUMI DENIMS代表の矢野プロデューサーに「FT編集長の雑記で見た」とお伝えいただくと何か得するかもしれません、私が。


♪ Molina - Creedence Clearwater Revival


2007年2月 5日(月)

USJ行ってきた

以前に招待チケットを頂いていたので、それを使って妻とUSJに行ってきた。
プライヴェートでは2度目だ。

パーククローズが17時と早く、また運休などもあって「スパイダーマン」や「ジョーズ」、「ピーターパン」などが観られなかったけど、「オズの魔法使い」にちなんだ動物たちのショー「トト&フレンズ」は、出てくる生き物の種類が多岐に渡っており、そしてよく訓練されていて、内容も予想を遥かに超えて面白かった。
また今回初めて観た「ウォーターワールド」も、キャストの軽妙過ぎるトークも含めて、なかなかの迫力で満足した。

「トト&フレンズ」の1コマ 「ウォーターワールド」の最後、飛行機が突っ込んでくる


♪ Afterglow - Great White


2007年2月 4日(日)

今日も半日生き物の世話

ヘルマンリクガメが棲むケージには「バークブレンド」という商品名のウッドチップを床材として敷いているのだが、夜な夜なその床材を掘っているカメを見ていると、どうやらもうちょっと深いのがいいのかな、なんて気がしていたので、今日新たに5リットル追加してみた。

床材を追加したカメケージ 床材のアップ 深さは5cmほどか

心なしか喜んで深々と掘って寝ている、ような気がする。

その後、4つの水槽の掃除と水換えをしたのだが、その際に35cm水槽の底床をこれまで使っていた大磯砂から「流砂」という商品名の、より粒が細かな川砂にチェンジ。

35cmの底床を流砂に替えた さっそく潜って顔と尻尾を出しているシマドジョウ

なんだか見た目が、日本産淡水魚水槽に似つかわしくなったんじゃないか。
それに、何よりシマドジョウが潜りやすいのがいい。
今までの大磯砂はちょっと粒が大きくて重いので、体の小さいシマドジョウたちは潜り難かったから。

晩、近所の沖縄料理店「とよもと」に妻と。
豚足、島豆腐炒め、ジーマミー豆腐、牛テールシチュー、あんだんすご飯、モズクの天ぷらを食べた。
今日も安くて腹いっぱい。

帰宅して「プラネットアース」第10集『森林 命めぐる四季』を観たが、バオバブの木の上で繰り広げられる開花シーンや捕食シーンをどうやって撮影したのか、とにかくそれが気になった。
それ以外にも手法が謎の撮影シーンは多いが、とかくこの類の番組は。


♪ 鬼 - 人間椅子


2007年2月 3日(土)

初上陸した伊豆半島≒紀伊半島だった

1日(木)~2日(金)と、静岡 伊豆にロケの下見に行ってきた。
静岡県は静岡、沼津、浜松、富士宮などは仕事とかそれ以外で訪れたことがあったけど、伊豆半島は初めて。
行ってみた感想は、なんだか海があって山があって温泉があって、関西でいうと和歌山 紀伊半島みたい。
ダイヴィングができるってのもそうだし、東京との位置関係が大阪と和歌山のそれに似てたり。
天気が良かったのも、そんなイメージ形成に作用したのかも。
それにしても今年に入って移動が多い。

宿泊した部屋からの眺め

来週も同じく伊豆へ今度はロケ本番、そして東京ロケもある予定。


♪ あの海へ帰りたい - 宮沢和史