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2007年1月22日(月)

熊鍋新年会

昨日、恒例になりつつある我が家での新年会を催した。
参加者は僕と妻の他、妻の高校時代の友人 Eちゃん、おなじみ牛頭大王とその子2人(奥方は残念ながら所用にて欠席)、僕の仕事仲間 Tくんとこの夫妻、同じく仕事仲間のRくんとこの夫妻、そして僕の大学時代の友人 T子。
大人9人、子供2人か。

今回はかねてより個人的に企図していた、クマの肉を食す、というのが主題(あくまで個人的に)。
インターネット通販で入手した北海道のヒグマ肉 1kgを、しゃぶしゃぶと味噌仕立てという2種の鍋でいただく。

クマの肉は僕は今まで食べたことがなかったのだが、実は食べた経験がある人の感想なんかを拾ってみても、あまり評判はよろしくなかった。
臭い、固い、飼っている雑種犬に食べさせたら腹を壊した…、などなど。
むう、という嘆息はもちろんあったが、しかし生きているうちに一度ぐらい食べてもよかろう、いや食べるべし、という思いの方が格段に強く、このたびの運びにつながった。

送られてきた直後のヒグマ肉 1kg 生肉アップ

そして、初めて食べるクマの肉は、事前に思い描いていたよりも遥かに美味かった!
すでに店から送られてきた時点でちゃんとスライサーで薄く切られていた、ということもあり、そして 「煮すぎると固くなるのでサッと湯にくぐらすぐらいで」、という「アルテ・シンポジオ」 荻堂シェフのアドヴァイスも活き、豚のしゃぶしゃぶ程度には充分柔らかく、また獣じみた野趣はもちろん少しはあるものの、不快なほど臭いなんてことはまったくなく、むしろちょうどいいぐらいの滋味。
血が回らないようにきちんと下処理もなされていた肉なのだろう。
さすが。
一番怖かったのは、我々はともかく、お客人たちが到底このようなもの口にできぬ状態に陥ることだったので、念のため昼間に豚肉も買ってきてはいたのだが、それを使う羽目にもならなかった。
よかった。
それなりの人数もいたので、1kgのヒグマ肉はきれいになくなったのであった。

会の一コマ 牛頭大王親子

現在オメデタ5ヶ月のT妻、そして家事にまったく参加しない夫を揶揄するR妻も皆初対面ではあったが、非常に社交的な女性たちで、終始楽しい会話が繰り広げられていた。
相変わらず24時間中23時間は笑っているんじゃないかというT子もT子だったし、またEちゃんには皆より少し早めにきてもらい、妻の準備等を手伝ってもらって助かった。
牛頭大王は幼子連れだったので一足先に帰っていた、また近々に奥方も含めてアレしようぞ。

22:30頃散会、一同帰途に就き、僕と妻はT子を乗せて彼女の自宅がある京都 鷹ヶ峯まで片道75分のドライヴ。
ご苦労さま。


♪ Real Wild Child - Iggy Pop


コメント

昨日はありがとう!
眠っているときは笑ってないから、24時間中17時間くらいじゃないかなぁ。。。

ヒグマだぁぁ!
私の食べた熊肉が不味かったのは、ヤハリ山で獲ってきた奴を(獲ったのは私では非ず……笑)
ガシガシと猟師さんがさばいて、ドカドカと適当に固まり肉にして、ホイホイと適当に配ってた肉だからなのでしょうか(^_^;)
しかし買って食べる気にはあまりならないかも(笑)
それにしても、いつ拝見してもきちんと片付いたきれいなお部屋です。見習わなくちゃ……。

パックされている熊肉が熊の写真付きなのが怖いです(笑)
肉売り場にあったらビビリます。
食べた事ないのに、みんなに出すには、保険は必要かも?!でもおいしいお肉でよかったですね~

>T子
どうもどうも!
いや、きっと寝てる時も笑ってるはずだ!
またね。

>ヒ~
魚もそうだからたぶん肉もそうだと思うんだけど、臭くなるかならないかって絞めた後の血の処理じゃないかな。
その点、昨日の肉は臭くも固くもなく美味かったよ!
でも確かに1度食べればもうあえて買ってまで喰うことはないけどね(笑)。

>ペーター
ねえ、あの写真はどうなんだろうね!?
まあ俺はうれしかったけど…。
とにかく保険を使う羽目にならなくてよかったよ!

へ~、熊肉って美味しいのかぁ。

新宿の焼肉屋で食べた「熊刺し」は真っ白な脂肪の中に
若干の赤身があるくらいで、
食してもやはり脂の味が強かったのです。

美味しいものは、ちゃんと美味しい。
それを探す事が重要なのですねぇ。

熊刺しとはまた豪気な!
喰ってみたいような腹壊しそうで怖いような。
でも熊は冬眠直前の脂が乗り切ったのが一番美味いとも言うらしいよ。

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