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2006年11月15日(水)

「AND1 MIXTAPE TOUR」観戦!

昨晩、会社の後輩と「AND1 MIXTAPE TOUR 2006」を観に神戸ワールド記念ホールへ行ってきた。

選手紹介のワンシーン

MIXTAPEについては僕もヴィデオを何本か持っていて、そのすごさは一通り知ってはいたが、生で観て改めてそのトリッキーさに感嘆。
プロフェッサーのドリブルはすごいし、170cmポッチャリのファーマシストも充分に卓越したハンドラーだし、シルクのフロアテクニックも魅せる。
もちろんPG陣だけじゃなく見せ場の空中戦を担当する鳥人たちもすごい。
178cmのスパイダは軽々とアリウープをかますし、すでに35歳、大ヴェテランのハーフマン・ハーフアメイジングもまだまだ跳べる。
しかしこのたびフォワード陣で最も印象に残ったのは11番のエア・アップ・ゼア(AUT)。
間違いなく全メンバーの中で一番高く跳んでいた。
身体能力だけならNBAの面々の中に入ってもトップクラスだろう。
同じ人間とは思えないすさまじい躍動に、感服!
闘争心もかなり強そうだった。

今回は“サムライ”、森下雄一郎くんもメンバーとして参加、地元神戸出身ということもあって話題にはなっていたが、残念ながら僕の私見によると、MIXTAPE TOURのワンピースとして機能していたとはちょっと言い難かったな…。
やっぱり彼もアメリカでのプレイ経験が長いとはいっても、根本的なDNAの違いとでもいうのだろうか、フロア上でのプレイに現れるリズムが他のメンバーとは何か違うんだな、決定的に。
彼が出てくると本当に残念ながら、ケミストリーは壊れちゃってた。

先だって一般参加者を募って行われたオープンランを勝ち抜いて本戦に参加していた22歳、170cmの日本人プレイヤー、“スピードスター”くんの方が、アリウープパスを出したりプロフェッサーやシルクと1on1を繰り広げるなど、アジャストしていたように思う。
期待していなかっただけに、彼は素晴らしかった。

同じくオープンランを経て参加していた唯一の女性プレイヤー、チカゲも、おそらく前もって打ち合わせをしていたのだろう、マッチアップしたファーマシストと“ユニフォーム脱がせ”プレイをバッチリ決め、場内を沸かせていた。

25分ハーフで行われた肝心の試合は、基本的に真剣勝負ながらも総体的にユルめのディフェンスで大量得点、大技連発のショータイム。
また、コート脇には海の向こうから帯同してきているDJがごっついブースを構えて、絶えず大音量のままクラブ状態で流しまくり、コートの上にもDJがいて、実況しながらしゃべりまくり、時にはボールに触れてプレイにも参加するという、なんでもありのストリートボール。
もちろんダブルドリブルやウォーキングも超甘判定(というかヴァイオレーションは1回も吹かなかったんじゃないかな)、フリースローだって、試合終盤に2回ほどラインに立ったのみで、それまでは「ああ、この試合はフリースローなしのルールなんだ」と僕は思っていたぐらい。
MIX TAPEのメンバーたちはマジメにやるところと魅せるところのバランスを巧い具合に心得ているようだった。
森下はその点がちょっとつかみきれていなかったみたい。
試合後半は前半に比べると真剣勝負度合いがグンと高まっていた。

試合終了後もクラブ状態

帰途、ポートライナーの駅で大阪エヴェッサのリン・ワシントン@子連れを発見。

帰宅後、カメの主食の1つであるチンゲンサイが切れていたので、24時過ぎに車を出して終夜営業のスーパーに買いに行ったのだった。


♪ What U Lookin' At? -Kid Rock Feat. Uncle Kracker


コメント

オレも昨年だかに観に行ったんですが、エンターティメントとしては良く出来てますよねw
楽しめましたww

観客も意外に多くて、日本にもストリートバスケを受け入れる土壌が出来てるのかな?と思ったら、ゲストのZEEBRAのファンばっかりだったのにはガッカリした思い出が・・・

あー、シンジさんも観られましたか!
ハーレムグローヴトロッターズほどはコミカルなショーでもなく、いいカンジにバランスとれてました、バスケゲームとして。
ちなみに客の入りは6~7割ほどだったでしょうか…。

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