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2006年10月 8日(日)

あの顔にあの肉体

テレビ朝日の「草野キッド」で、草野仁さんと浅草キッド、そして井出らっきょさんが100mにエントリーしたマスターズ陸上の模様を放送していたので、かぶりつくように視聴。

普段からビルドアップしていることで有名な草野さんだが、ランニングウェア姿を見るとちょっと太り気味のカンジ。
大丈夫か? なんて思ってたら、負傷で本番は棄権!
残念。
浅草キッドの2人とはレギュラー番組をずっとご一緒していたので、こちらも思い入れ強く観る。
加圧トレの伝道師たる博士、さすが。

次回の放送では浅草キッドがハワイで走った自転車100マイルの様子が流されるようだ。

刺激を受けるじゃあないか。

京都 山科で男性が路上で殴殺された事件で、警察は44歳の無職男を指名手配した、というニュースがあったが、この前の山口の事件とは違い容疑者は未成年などではないにもかかわらず、僕が見た限り、FNNでも読売新聞でもどこでもその指名手配された男の名前も顔も報道されていない。
マスメディアが顔も名前も隠したままで「指名手配」とはこれいかに?
どんなガイドラインなのかちょっと分からない。


♪ Straight Through The Heart - Dio


コメント

「マスコミ」が報道規制しているだけで、警察ルートでは、顔以下を公開しているっちゅうことでしょう?
捜査に協力したくば、警察署に行け、というわけ。

お茶の間に凶悪犯の顔は必要ないです。

それは違います。
これまでもずっと警察機関およびマスメディアがそのようなやり方をとってきたなら別になんの問題も疑問もありませんが、今回の対応は極めて突発的かつ意味不明な変節なのです。
そもそも指名手配犯の名前と顔を公開するということは、犯人逮捕のためのみならず、「重大な犯罪を犯した危険な人物が逃走中です」と一般市民に注意を喚起するという意味合いも強くあります。
ちょっと前に議論を巻き起こした少年法61条にだって、「逃走中で、放火、殺人など凶悪な累犯が明白に予想される場合」と「指名手配中の犯人捜査に協力する場合など、少年保護よりも社会的利益の擁護が強く優先する特殊な場合」は、名前と顔を公開してもよいという例外規定が設けられています。
今回の場合は44歳の男で、路上で人を衝動的に殴殺して逃げている粗暴犯。
おそらく近隣の住民は感じているのではないでしょうか、「殺人犯が逃げてるらしいけどどんな人なんやろう、怖いなあ…」と。
誰もが特別な手間や料金なくして触れるこのできるマス(=大衆)メディアこそがその情報を公開しなくてなんのマスメディアでしょうか。
そしてもう1つ、冒頭で述べたように、今回のような措置は突然とられ始めた、というところです。
これまでの報道においても指名手配犯の情報を公開してこなかったのならこうして疑問を感じるようなこともなかったかもしれませんが、無論そんなことはありませんでした。
そして今回の非公開に至った合理的な理由は何1つ見当たりません。
もしお茶の間に凶悪犯の顔が必要なければ、被害者の顔と名前も必要ないでしょう?
でも被害者の顔と名前は公開されている。
繰り返しますが、市井に必要な情報は法的にも道義的にも、そして実利的にも、被害者ではなく容疑者の顔と名前なのです。
だから端くれとはいえ当のマスメディアに属する一員がまったく理解できないのです(笑)。

マスメディアが隠してるんでなくて京都府警が隠してるからなんでないの
善良な近隣住民として、夜も眠れません!

いやあ警察発表だけではとても記事は作れないのでそのために記者がいるのです。
指名手配者の氏名などは取材すればすぐに調べがつきますね。
だから今回に関してはなぜか足並み揃えて意図的に報道しておりません。
ほら、京都市民のあなたの横に。
あ、もう府外に逃亡したってニュースもありましたね。

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