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2006年8月 7日(月)

初賞味のすっぽん料理は最高だ

昨日の昼は2週間ぶりに水槽の水換えと掃除をした。
すぐ汚れるなあ。

夜、妻と夕飯を食べに、車で5分ほどのところにある「川しま」へ行く。
ここはうなぎとすっぽんと豆腐の専門店なのだが、昨晩の目標物は人生初のすっぽん料理!

店に着くと、目の前にある北夙川小学校の校庭で夏祭りが行われており、盆踊りの音と嬌声、そして訪れた人であたり一帯は満ち溢れていた。

今回注文したすっぽんのコース料理の内容は、生き血、刺身の盛り合わせ、すっぽん鍋、そして雑炊。
単品で唐揚げもオーダーして食べた。
生き血は実は結構楽しみだったんだけど、泡盛で割られていたので酒の飲めぬ僕は小さなガラスのおちょこの半分も飲めなかった。
それですでに顔は真っ赤。

刺身は意外や、クセがなく美味!
肉は鶏の刺身にとてもよく似ている。

すっぽんの刺身盛り合わせ 肉と肝と膵臓と卵と卵黄

上の写真中、皿の左の方に盛られている白い球体は卵なんだけど、これはとても貴重なもので、この時期に入ってくるのは珍しいと後で聞いた。
ラッキーだったようだ。

メインディッシュの鍋は、すっぽんの肉、甲羅と野菜をぽん酢で。

すっぽん鍋用の肉と甲羅

すっぽんの肉ってもっと塊が小さくて、1人前の量も少ないのかな、とぼんやり思っていたんだけど、予想はいい方向に裏切られた。
味の方も野趣溢れる鳥肉みたいで、ジビエのような歯ごたえと味わいながらも淡白でアッサリ、本当に食べやすい。
甲羅の裏に張り付いているゼラチン質も、いかにもコラーゲンに溢れてますといったたたずまいで、健康食としても相当魅力的な食材じゃないか。
いやあ、実に美味い。

鍋のだしで食べる雑炊もまたお世辞抜きで最高だった。
すっぽん鍋のだし汁はほんのりとろみがついており、味もかなり濃厚に染みている。
正直な話、ふぐ雑炊よりも絶対的に美味いと思った。
こりゃいいや。

また遠くない日に食べにきてしまいそうな予感。

帰り際、店主に生きたすっぽんを見せてもらい、またいろいろと興味深い話を伺った。

すっぽんとすっぽん顔の店主(無断掲載)

裏返しに置かれたすっぽんが、長い首を伸ばして(本当に長い!)その力で元通り表にひっくり返るのにはビックリした!

帰ってアンジェラ・アキの「情熱大陸」観たけど、いいキャラクターしてるね。

エピローグ。
妻は今洗顔しながら、「肌がスベスベ! 鼻がツルツル!」と騒いでいるが、本当だろうか?


♪ Rumba Mama - Weather Report


コメント

 まさか御家の亀達も食用に・・・

いや~、リクガメはあんまり喰うとこないんじゃないかな。
ゾウガメクラスならともかく。
ウミガメも美味いって聞くけどね。

夏ばてと無縁の夏を送れそうですね~。
生き血!!テレビのバツゲームな感じですが泡盛が強いのか~。血な味はわからないということ??
食べやすいんですね~。興味はあるけど、なかなかチャンスがね・・・。
すっぽん飼いたいっていわないでくださいね(笑)

そう、生き血はあまりに酒が強すぎて風味は全然分かんなかった。
逆に言うと、そこまでやって臭みを消さないととても飲めたもんじゃないのかもしれないね…。
でもホントに美味かったから、機会があれば先入観なしでぜひ!
さすがにペットは喰えないから飼わないよ(笑)。

「肌がスベスベ! 鼻がツルツル!」

なんぼですか!なんぼしますのん!?
なりたいなりたい!!(絶叫)

たった数千円で夢のお肌があなたにも!

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