数ヶ月前よりピラティスを習い始めてすっかりハマり込んでしまっている妻とともに、なんと人生初のピラティス教室に午前から行ってきた。
うちから車で10分ほどの「ピラティス・スタジオ MOMO」というところ。
妻がいつもお世話になっている沢田先生に懇切丁寧に教えてもらった。
一言で言うと、メチャクチャ難しいね、ピラティス!
「肩甲骨を閉じる」とか「肋骨を開く」とかいった表現が随所に必要となってくるんだけど、今までそんなイメージで体を動かしたことなんかなかったから、ピラティス独特の呼吸法なんかも常に意識しなければいけないし、もう頭がこんがらがった。
そもそも体が硬く、筋肉のつき方なんかも今のところまったくピラティス向きではないということがよく分かった、僕の場合。
続けていって少しずつできるようになれば楽しいんだろうなあ。
まだお天道様は真上にある時刻なので、ピラティス・スタジオを出た後、神戸にある「須磨海浜水族園」に向かった。
旅先や出先では日本全国、極力水族館の類には足を運んでいる僕だけど、実はこの須磨海浜水族園は初めて。
今初めて行ったことが非常に悔やまれるほどに素晴らしい水族館だった、ここは!
灯台下暗し。
先日覗いた「エプソン品川アクアスタジアム」がイルカショー以外は質量ともに物足りなかっただけに、この須磨海浜水族園の余裕のある敷地面積、すべてを網羅しているわけではないけれど分野によってはひたすら深くまた数自体も充分な生体たち、そして見学者ができるだけ飽きないよう楽しめるように工夫された展示や企画などに感動し、興奮したのであった。
「ラッコの餌やり」や「イルカライブ」、テッポウウオとデンキウナギとピラニアに餌をやる「さかなライブ」といったショーも楽しく、サメやエイを中心に収めた「波の大水槽」も水に動きがあるから大迫力で、また化石や標本や様々な資料類など、生体以外の展示物も充実していた。
中でも特に力が入っていたのは淡水魚で、南米の魚たちを集めたその名も「アマゾン館」や、その他多種の淡水魚たちを展示する「世界のさかな館」、「森の水槽」はもう心拍数の上昇なしには通過することはできない。
上の写真はオーストラリア原産のネオセラトドゥス(ネオケラトドゥスとも言う)という肺魚だが、この種はアフリカの肺魚とは違ってさらに希少性が高く、たまに熱帯魚ショップに出ることもあるのだが、その値段は数十万円。
そんなやつらが複数尾悠々と泳いでいる(しかもサイズは皆1m超!)様に見とれずしてどうするか。
さらに「おお!」と感嘆の声を出さずに堪えることができないのが「アマゾン館」の水中トンネルで、このチューブ水槽の中にはなんと皆2mを超えるピラルクが計4尾、超然と中層を漂っている!
これだけ立派なピラルクを長期間飼育するその技術と情熱に、感謝。
企画ものとしては「ファンタジー水族園 ~絵本の中のさかなたち~」と銘打たれて催されていた特別展は、そのタイトルが示すようにいろいろな絵本をモチーフに、その物語の中の世界を水槽内に再現しているというもの。
たとえば「ライギョのきゅうしょく」という絵本を元にカムルチーとタナゴを使ってその世界を再現し(そのまま入れたのではすぐにタナゴが喰われてしまうのでそこには一工夫)、「ザリガニさいばん」という絵本に従ってはアメリカザリガニとマナマズで再現。
生体だけじゃなくて装飾も手を抜かず凝られており、この特別展は非常に面白かった。
閉演時間いっぱいまで堪能した。
余談ながら月曜というのにお客さんはたくさん。
理解できる。
帰ってきてヘルマンリクガメのシロをヴェランダに出して散歩させていたら、時間を置いてなんと2回もウンチをした!
最近よく喰うからなあ。
今日の朝はそういえば初めてのモモをあげたら美味そうにペロリと平らげていた。
トコトコよく歩き、1時間ほどは散歩していたんじゃないだろうか。
近所のうどん屋「木村」に晩飯を喰いに行き、「夏カレーうどん」という、温かいカレーだしに冷たいざるうどんをつけて食べる一品を賞味したが、とても美味しかった。
特にカレーが最高で、ルーとは別に調理されてトッピングされたナス(炭火の風味が!)やグリーンアスパラガスやトマトといった夏野菜の一群が最高。
♪ Written In Stars - Elton John & LeAnn Rimes