映画「ダ・ヴィンチ・コード」鑑賞など
あまり疎ましく思っていてもそれはそれでよろしくないんだろうが、それでも疎ましいことに今年の梅雨は清く正しい梅雨らしく、ここ数日雨が続いており、ヘルマンリクガメのシロちゃんに外を歩かせてやることができていないので、ケージから出して部屋の中を歩かせてみたら、とんでもないことにまずはオシッコをシャーと出し、それにショックを受けつつも不謹慎ながらいくばくか楽しい気分になっていたら、オシッコに続いて今度は廊下になんとなんと巨大なウンチをしおった!
それもいかにも健康そうな色艶と固さを持った見事な作品で、さらなる衝撃を喰らいはしたが、やっぱりなんだか無性に笑けてきたのだった。
カメと遊びつつNHK BS1でMLB中継を観ていたら、ホワイトソックスの井口が9回2アウト満塁の場面で奇跡の同点ホームランを打ったじゃないか!
その前の打席でも豪快なスリーランをかっ飛ばしていた井口、2打席で7打点とは!
やるなあ。
夕方、妻と伊丹市にある「ダイヤモンドシティ・テラス」という大型複合商業施設に出向く。
この中にある「TOHOプレックス」で映画「ダ・ヴィンチ・コード」を観るのだ。
ダイヤモンドシティには初めて来たけど、なんだか楽しい。
月曜というのに適度に人がおり、寂しくもなく混雑してもいないというよき状態。
「ダ・ヴィンチ・コード」は、個人的な感想を言うと、なんだこりゃというようなエキセントリックな箇所は1つもなかったけれど、とにかくすべてにおいて説明が不足しており、ありゃ原作を読んでいなければほぼ理解できないんじゃないかな。
随所に出てくる暗号についてや、シラスの境遇の歴史、ソニエールとラングドンの関係、絵画「最後の晩餐」の図柄、リー・ティービングの人物描写などなど、もう少し考えればあと10や20は出てくるんじゃないかな?
そもそも大前提として、この種の話はキリスト教というものに日常的に慣れ親しんでいる文化圏の人々を読者(観衆)に設定しているから、良くも悪くも宗教に特別な思い入れを持つ割合が圧倒的に少ない我々日本人は、この作品を鑑賞する絶対的な素養が欠けてはいるのだが。
映画を観た後、同じくダイヤモンドシティ・テラス内にある「ふらんす亭」という洋食屋さんでカレーライスとチーズハンバーグがセットになったものを食べた。
名物の黒カレーという見た目が黒いカレー、なかなかのものだった。
それから、キッチン小物やなんやらを買って帰った。
雑貨のお店も結構いい。
♪ Slip Of The Tongue - Whitesnake
コメント
『ダ・ヴィンチ・コード』は読んでないし観てないです、未だ
「文化圏」ってのを考えた場合、『ナショナルトレジャー』はアメリカ史を知らないので 全く判んなかったです
雰囲気と造りは面白かったんですけど、キャラクターのテンションについていけなかったです
折角なのに
と、去年 あの人にも そーゆーコトを云ってみたのですが未だ観てない模様w
一般的日本人が解かる世界史って、限られてるんですねぇ
テレビ特番の『時空警察』シリーズで取上げられる時代・国が、日本人の限界例なんでしょーか
Posted by: ともみ | 2006年6月27日 00:20
原作は普通にアクションミステリー(そんなジャンルはあるのか)として面白いけどね。
ただ“聖杯”や“マグダラのマリア”を誰もが知っている一般常識として書かれるとやっぱりピンとこない部分はあるわな。
まあでもこれはもちろん日本人の文化レヴェルが低いとかいった次元の話じゃなくて、お互い様、たとえば「四谷怪談」を知らないガイジンに「嗤う伊右衛門」は理解しがたいのと同様だと思うんだけどね。
Posted by: FT編集長 | 2006年6月28日 02:01
カメさんのウンコとはあんなに大きくて人間ぽいんですね(笑)
勉強になった。広い環境で?したかったんだとおもいます。スッキリ
Posted by: ペーター | 2006年6月28日 21:47
カメのウンコ、結構しっかりしてるでしょう!
この時もっと間近で接写したリアルな写真があるんだけど、掲載は見合わせました!
ご希望ならお申し出ください、送りますから。
Posted by: FT編集長 | 2006年6月29日 02:54