2006 NBA ALL-STAR GAME
録画しておいたリーグパスのNBA オールスターゲームを観た。
例年に比べると全体的に心なしか地味目なカンジでイヴェントそのものは進行していったような気がしたが、第3クォーターにイーストが大量点差をひっくり返し、終盤は公式戦さながらの真剣勝負、最後から2つ目のプレイ、81点男 コービ・ブライアントのさすがのフェイドアウェイには思わず声を上げてしまった。
しかし試合を決めたのは東のドウェイン・ウェイド、何だかこれからのNBAを背負うバトンがリレーされた象徴のような。
ウェイドに関しては、オールスター・メンバー勢揃いのこの中にあってなお明らかに頭抜けた感のある、まるで獣のようなアスリート能力がやはり目を引いた。
それでいてソフトな技術も備わっているから、これは本当にものすごいレジェンドへと登り詰めるプレイヤーなのかもしれない。
試合のアタマから独りお遊びなしの気合注入真面目アグレッシヴ・モードを貫徹し抜いたレブロン・ジェイムズの執念が報われたか。
序盤は調子が上がらなかったみたいだけど、地元開催ということで周りがアシスト、それにつれて尻上がりにノッていってこのままウェスト勝利で終わったらMVP確実と思われていたトレイシー・マグレィディにとっては残念。
あと目立ったのはやはりピストンズ4人衆。
2月に入ってやや失速はしたけれど、ここまで42勝9敗、堂々のNBAナンバー1リザルトは伊達じゃないということを、ファン投票での選出ではなく4人すべてがコーチ推薦での出場、という形でも示したことになった。
これまでのほとんどのチャンピオン・チームが抱えていた殿堂級のスーパースター・プレイヤーはいないかもしれないけれど、スターターの5人全員がNBAの平均以上の能力を備えたロール・プレイヤーで、その織り成すケミストリーさえ正しい方向に具現化されていれば充分頂点に手が届くのだ、ということを一昨年に引き続き証明する可能性は極めて高いかもしれないな。
♪ Time Bomb - Buckcherry
コメント
ウェイドはハンパ無いっすな。
オリンピック代表にも選出されるのは間違いないと思います(辞退しなければ)
そうなるとナマで見れる可能性があるわけで、今からワクワクです。
コービ、レブロンはほぼ来日が確定ですし、スゴイメンバーになりそう。
まぁ、ピストンズがそのままオリンピックに出たほうが強そうではあるんですけどww
Posted by: シンジ | 2006年2月21日 11:40
TBさせていただきました。
Posted by: eiji | 2006年2月21日 11:45
>シンジ
本当にウェイドはあの中にいてもその速さや跳躍が目立ってましたね。
凄すぎ。
世界選手権、来月上旬あたりにチケット発売開始するそうですね。
買えるかな…。
>eiji
TBありがとうございます。
こちらからも打たせていただきます。
Posted by: FT編集長 | 2006年2月22日 02:31